問題の解説
第1問
【閣議で首都移転の方針が決まった、現在はジョコ・ウィドド氏が大統領を務める、首都がジャカルタである東南アジアの国はどこでしょう。】
正解は「インドネシア」でした。
4月に投開票された大統領選で「勝利」したインドネシアのジョコ大統領が29日、首都を移転する方針を決定しました。
インドネシアの現在の首都はジャワ島に位置するジャカルタですが、ジャカルタには人口が集中しており過密状態です。このため、交通渋滞による経済損失は年間で数千億円にもなるといわれています。
また低地にあるジャカルタですが、地下水のくみ上げにより世界的にも地盤沈下の激しい都市として知られており、毎年、洪水被害が後を絶たない状態です。
このような事情から、ジャワ島以外の場所へ首都を移転する構想と見られますが、現在のところ具体的な移転先については示されていません。
誤答選択肢の「マレーシア」は東南アジアにある国ですが、「セントルシア」はカリブ海に浮かぶ島国ですので、こちらを選んでしまった方はこれを機に覚えておきましょう!
第2問
【米紙が、トランプ大統領が就任後に発信した「嘘」や「誤解を招く表現」の数をカウントしました。就任828日間で、該当する発信はどれくらいあったでしょう。】
正解は「およそ10000回」でした。
米紙ワシントン・ポストが、トランプ大統領が就任後に発信した「嘘」や「誤解を招く表現」の数をカウントしたところ、就任828日で1万111回に達したと報じました。
これは1日平均で12.2回という数で、同大統領による発信の信ぴょう性を、改めて示す結果となりました。なお、これらの数字は、実際の発言だけでなくツイッターでの発信なども含めたものです。
昨年秋の中間選挙以降は該当発言が急増しており、特に移民問題や対中貿易関連の発信で、多くカウントされたようです。
第3問
【4月30日をもって天皇から退位され、5月1日より上皇となられた人物は誰でしょう。】
正解は「明仁さま」でした。
明仁さまが、4月30日をもって天皇を退位されました。退位の国事行為「退位礼正殿の儀」では、「象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に、心から感謝します」と、国民へ感謝の「おことば」を述べられています。
5月1日より、明仁さまは「上皇」となられて公務から退かれます。代わって徳仁さまが第126代天皇に即位され、元号が「令和」となります。
誤答選択肢の「裕仁さま」は、昭和天皇のお名前。「悠仁さま」は明仁さまの孫にあたり、皇嗣殿下の文仁さまに次ぐ皇位継承順位第2位となられた人物です。