問題の解説
第1問
正解は「うすき」でした。
【う♡でうすき 案内板で市PR】大分県臼杵市は、JR臼杵駅の案内板に「う♡(すき)」という駅名を記したユニークな案内板を設置している。「観光客や通勤、通学の人に臼杵をもっと『好き』になってほしい」とPR。 https://t.co/HLmcRCUgdt
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2018年3月4日
どこの駅にも見られる駅名を記した案内板ですが、JR臼杵(うすき)駅の案内板表示が、「すき」を「❤」に置き換えた「う❤」になって話題となりました。
臼杵駅のある大分県臼杵市は人口37000人ほどの小さな市ですが、最近は熊本地震の影響などもあり、観光客が減少傾向にあります。
その対策として、臼杵市の名産品、ふぐを使ったおもしろ動画やインスタグラムを活用した「ふぐ顔」のキャンペーンなど、若者向けの情報発信プロジェクト「う❤プロジェクト」を開催しています。
今回の駅案内板はその一環で、JRの協力を受け「う❤」の案内板表示が決まりました。案内板をよく見ると、臼杵の次の駅である上臼杵も「かみう❤」になっています。
ちなみに臼杵市は、雑誌『田舎暮らしの本』2018年2月号が行った「若者世代が住みたい田舎ランキング」で、全国1位に輝いています。
第2問
正解は「リクエスト」でした。
プロ野球のオープン戦が始まり、また野球の日本代表「侍ジャパン」の強化試合も行われていますが、両者で今年から導入された新制度「リクエスト」が早速使われ、話題になっています。
「リクエスト」とは、監督が審判に対してビデオ判定を要求できる制度です。1試合につき2回(延長戦に入ったらプラス1回)まで「リクエスト」が行えます。また「リクエスト」で判定が覆った場合は、回数は減りません。
このような制度は他スポーツにもあり、一般的に「チャレンジ」と呼ばれています。MLB(メジャーリーグ)でも「チャレンジ」と呼ばれていますが、なぜかNPB(日本のプロ野球)では「リクエスト」と呼びます。
この名前となった理由ですが、「チャレンジ」の「審判に対して挑戦する」というニュアンスではなく、審判とチームが協力し合って正しい判定を導くという意味で、柔らかい「リクエスト」という表現になったようです。
第3問
正解は「ゴールデンラズベリー賞」でした。
3月5日(現地時間3月4日)に行われるアカデミー賞に先駆けて、その前夜にアメリカ映画の「最低」を選ぶ恒例の、ゴールデンラズベリー賞が今年も開催されました。
2017年の最低映画賞に輝いたのはアニメーション作品『絵文字の国のジーン』で、同作は最低脚本賞、最低監督賞、最低スクリーンコンボ賞も受賞し、4冠を達成しました。また最低主演男優賞では、日本でも知名度の高い俳優、トム・クルーズが受賞しています。
ちなみに歴代最多受賞者は、『ランボー』や『ロッキー』で知られるシルヴェスター・スタローンの10回で、彼は最低主演男優賞や最低助演男優賞だけでなく、最低脚本賞なども受賞しています。
また女優のサンドラ・ブロックは、2009年ゴールデンラズベリー賞の最低主演女優賞と、同年のアカデミー賞の主演女優賞を獲得するという偉業を成し遂げています。