問題の解説
第1問
【東京ディズニーランドと東京ディズニーシーが、4月1日から営業時間を延長します。では、4月5日より「ハッピーフェア・ウィズ・ベイマックス」というイベントが行われるのは、ランドとシーどちらでしょう。】
正解は「東京ディズニーランド」でした。
首都圏の緊急事態宣言解除を受けて、4月1日から東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの営業時間が延長されます。開園時間はどちらも午前9時ですが、閉園時間は公共交通機関の混雑を避けるため、ランドは午後8時、シーは午後9時と1時間の差が設けられています。
また、現在パークごとに1万人以下と制限している1日の入園者数も、4月1日からは2万人以下に引き上げる予定です。
4月5日からは、1月から延期されていた「ハッピーフェア・ウィズ・ベイマックス」というイベントの開催を予定しています。東京ディズニーランドのトゥモローランドエリアに、「ベイマックスのハッピーライド」というアトラクションがあることを知っていれば、答えを予想できる問題でした。
第2問
【2010年に島根県で見つかった化石が、これまで北米大陸でしか見つかっていなかった「ネオテリウム」だと判明しました。さて、「ネオテリウム」とはどんな生物の仲間でしょう。】
正解は「アザラシ」でした。
2010年に島根県邑南町で見つかった化石が、「ネオテリウム」と呼ばれる原始的なセイウチ類と判明しました。ネオテリウムはこれまで北米大陸でしか確認されていないうえ、国内で見つかったセイウチ類の化石としては最古級だとみられています。
化石は邑南町高見地区にある1600万年前の地層を調査していた際に見つかり、何らかの哺乳類の骨と考えられていましたが、これまで何の化石かは特定されていませんでした。専門家に調査・研究を依頼したところ、ネオテリウムの下あごの骨の一部と判明したということです。
島根県邑南町教育委員会は18日、2010年に見つかった化石が約1600万年前に生息していた原始的なセイウチ類の「ネオテリウム」と判明したと発表しました。ネオテリウムの化石はこれまで北米でしか確認できておらず、国内で確認されたのは初めてです。https://t.co/tqWcTPsaiY
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) March 18, 2021
ちなみに、アザラシやアシカなどの仲間は鰭脚類と呼ばれ、鰭脚類にはアザラシ科・アシカ科・セイウチ科という分類があります。「鰭」は、訓読みで「ひれ」や「はた」と読みます。お寿司のコハダ(小鰭)にも使われている漢字です。
第3問
【2021年度版の世界幸福度ランキングが発表されました。4年連続1位を獲得した国の特徴はどちらでしょう。】
正解は「サウナ発祥の地」でした。
世界各国の幸福度をランキング形式で示した「世界幸福度報告書」の2021年版が19日に発表され、フィンランドが4年連続で1位になりました。
世界幸福度ランキングは、149の国と地域を対象に、自分の幸福度を評価してもらう形で作成されています。ランキングには、社会的支援や個人の自由、GDP(国内総生産)、汚職の深刻さなどの指標も考慮されています。
ということで、解答の「サウナ発祥の地」はフィンランドでした。サウナには2000年以上の歴史があり、日本では1964年の東京オリンピックを契機に広まったとされています。
誤答選択肢の「カモノハシの生息地」は、オーストラリアでした。オーストラリアについてもっと知りたい方には、こんな記事もおすすめです。