問題の解説
第1問
【日清食品のカップヌードルで、フタ止めシールが廃止になりました。シールがなくても止められる新しいフタは、どんな形状でしょう。】
正解は「開け口が2つある」でした。
日清食品は4日、カップヌードルの「フタ止めシール」を廃止することを発表しました。これにより、年間33トンのプラスチックが削減できるとしています。
「フタ止めシール」は1984年に採用され、37年間利用されてきました。
シール廃止後は、開け口が2つの新形状のフタ「Wタブ」が採用される予定です。
発表前日の3日、「カップヌードル」公式アカウントでは、「さようなら、全てのフタ止めシール。」と予告され、SNSで話題となっていました。
発売50年を機に、カップヌードルの底に付けていた「フタ止めシール」を廃止することにしました。これで年間33トンのプラスチックが削減できます。じゃあどうやってフタを止めたらいいの?っていう方、動画をご覧ください。#世界環境デー #環境の日 #順次切替予定https://t.co/fC9WjivvJV pic.twitter.com/hXHex38wwF
— カップヌードル (@cupnoodle_jp) June 4, 2021
第2問
【イギリスの動物団体から金メダルを授与された、ネズミの「マガワ」が活動引退。彼が巷で「英雄ネズミ」と呼ばれている理由は何でしょう。】
正解は「地雷撤去に貢献したから」でした。
カンボジアの地雷撤去に貢献したアフリカオニネズミの「マガワ」が、6月末をもって引退します。引退理由は、年老いて動きが遅くなったためです。
カンボジアでは、1970年代の内戦期以降、最大600万個の地雷が仕掛けられたとされています。
マガワは5年間の活動で、サッカー場およそ31個分の面積を捜索し、計71個の地雷と38発の不発弾を見つけました。
並外れた成果を上げたことから、2020年9月、歴史あるイギリスの動物保護団体から、ネズミとして初めて表彰されました。
英雄ネズミのマガワ引退へ カンボジアの地雷撤去で活躍 https://t.co/oCquc2xfW0
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) June 5, 2021
第3問
【陸上の山縣亮太選手が、男子100mのレースで日本新記録をマークしました。そのタイムは、次のうちどれでしょう。】
正解は「9秒95」でした。
鳥取市で行われた男子100mのレースで、陸上の山縣亮太選手が9秒95の日本新記録をマークしました。日本の選手としては、4人目の9秒台となります。
山縣選手は現在28歳で、過去にロンドンとリオデジャネイロのオリンピックに出場しました。リオデジャネイロ大会では、男子400mリレーのメンバーとして、銀メダルを獲得しています。
また、2018年のアジア大会では、当時の日本歴代2位かつ自己ベストに並ぶ10秒00をマークして、銅メダルを獲得しました。
なお、誤答選択肢の「9秒97」は、今回の山縣選手の記録以前の日本記録です。この記録は、2019年にサニブラウン・ハキーム選手がマークしました。