問題の解説
第1問
正解は「日本が敗れ、セネガルが引き分け」でした。
サッカーW杯ロシア大会で、日本代表は第2戦を引き分け勝ち点を4とし、グループHの首位に立っています。これにより、日本のグループリーグ突破条件は次の図のようになります。
このように、日本は第3戦で勝つか引き分けるとグループリーグ突破となりますが、敗れた場合でもセネガルが勝てば、日本は決勝トーナメントに進出です。
逆にセネガルとコロンビアが引き分けると、得失点差でコロンビアを下回ることになり、日本の敗退が確定します。
また日本とセネガルの両者が敗れた場合はコロンビアが1位通過となり、2位は得失点差、総得点の順で決まります。そのため第3戦は、敗れるにしてもスコアが重要となります。
ただし、現時点で日本とセネガルの得失点差や総得点はまったく同じです。この場合、当該国間での結果で順位が決まるのですが、これも同じです。
ですので日本とセネガルが同じスコアで敗れた場合は、「フェアプレーポイント」で順位を決めることになります。
フェアプレーポイントとは、試合で受けた警告をポイント化したものです。イエロー1枚で-1ポイント、イエロー累積退場で-3ポイント、レッド1枚で-4ポイント、イエロー+レッドで-5ポイントとなっています。
ちなみに第2戦終了時点でのフェアプレーポイントは、日本はイエロー3枚で-3ポイントです。対してセネガルは、イエロー5枚で-5ポイントです。つまり日本がやや有利といえますが、第1戦でGKの川島選手が受けた無駄なイエローカードが後々響く可能性もあります。
なお、「フェアプレーポイント」でも順位が決まらない場合は抽選となります。
第2問
正解は「大麻」でした。
21日、東京にある参議院議員会館の敷地内で自生している大麻が発見され、職員により除去されました。
「大麻」と書くと違法薬物のイメージですが、大麻も、繊維の麻も、同じ植物のアサから作られるものです。
アサは「捨てるところがない」といわれるほど用途の幅が広い植物で、今も栽培されています。ただし、アサの栽培(所持や輸出入も)には免許が必要です。
また繁殖力が強い植物のため、日本全国で自生しています。厚生労働省や各自治体などでは自生大麻の撲滅を目指していますが、撲滅には程遠い現状です。
誤答選択肢ですが、植物の「タバコ」を栽培しても罪にはなりません。栽培に免許も必要ありません。ただし、嗜好品としての「タバコ」に加工すると罪に問われます。
また強い毒性で知られる「トリカブト」も、栽培に免許は必要ありません。
第3問
正解は「松坂大輔」でした。
7月13日と14日に行われるプロ野球オールスターゲームのファン投票結果が発表されました。
セ・リーグの先発投手部門で1位となったのは、今年4月に日本では12年ぶりとなる勝利を挙げた、松坂大輔選手(中日)です。
またセ・リーグの中継投手部門でも、今年10年ぶりに日本球界に復帰した上原浩治選手(巨人)が選ばれています。
最多得票は、61万9150票を獲得した柳田悠岐選手(ソフトバンク)。また岡本和真選手(巨人)、山川穂高選手(西武)、吉田正尚選手(オリックス)が、ファン投票で球宴初出場を決めています。
【ファン投票】オールスターゲーム2018、選出された選手一覧 pic.twitter.com/OnrxV4Wbok
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年6月25日