問題の解説
第1問
正解は「カルテル」でした。
大阪に店舗を構える大手デパート7社が、お中元やお歳暮の送料を一斉に値上げする不正な協定を結んでいたとして、公正取引委員会の立ち入り検査を受けました。このような取引制限をカルテルといい、独占禁止法により多くが禁止されています。
もし独占禁止法に抵触するカルテルであった場合は、国は事業者に対して「課徴金」と呼ばれる金銭を徴収します。これは罰金とは別のもので、課徴金と罰金の双方が科せられるケースもあります。
この課徴金の額は高額になることもあり、過去の最高額は1事件では約270億円、1社に対する最高額は約131億円にもなっています。
第2問
正解は「梅雨明けしたとみられます」でした。
梅雨明けや梅雨入りの発表の判断は、直近の天候変動と一週間先までの見通しから決められます。
しかし、この時点では予想を含んでいますので、「梅雨明けしました」のような確定的な表現は行われません。この発表を速報値といいます。
その後、春から夏にかけての天候経過を分析した上で、梅雨がいつからいつまでだったかの正確な情報が発表されます。これを確定値といい、例年9月1日ごろに気象庁から発表されます。
第3問
正解は「マーメイドジャパン」でした。
ハンガリーの首都、ブダペストで行われている世界水泳で、日本はシンクロ・チームで銅メダルを獲得しました。優勝はロシアで、2位は中国です。
スポーツの日本代表チームは各競技で愛称がつけられていますが、シンクロ日本代表は、人魚を意味するマーメイドジャパンです。
その他の〇〇ジャパンについては、この記事で多く紹介されています。世界水泳には他の〇〇ジャパンも登場しますので、ぜひ挑戦してみてください。