問題の解説
第1問
正解は「風邪薬を飲んだ恋人とキスをしたから」でした。
2016年のリオ五輪・男子4×400mリレーのアメリカ代表で金メダリストのギル・ロバーツ選手が、2017年に行われた抜き打ち検査で禁止薬物の陽性反応が出たため、4年間の資格停止処分となりました。
しかし、調査を行ったスポーツ仲裁裁判所は、同選手が風邪薬を飲んだ恋人と「頻繁に」「情熱的に」キスをするうちに禁止薬物を取り込んだとして、過失はなかったと報告しています。
なお、ドーピング検査当日にもキスを重ねていたようで、「ロバーツ選手が検査当日にキスした回数は数えられなかった」ともレポートされています。
しかし潔白を証明するためとはいえ、恋愛事情まで報告させられるとは、スポーツ選手もなかなか大変ですね。
ドーピング疑惑で「無罪」を勝ち取った金メダリスト。無罪の理由は「恋人とのキス」でした。 https://t.co/60dK7aoCCL pic.twitter.com/zjA7oqF3bl
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) 2018年1月30日
第2問
正解は「ドイツ」でした。
ドイツの自動車大手企業、BMW、フォルクスワーゲン、ダイムラーの3社が、ディーゼル車の排気ガスを人や猿に吸わせる実験を行っていた研究機関に出資していたことが明らかになりました。
3社が出資していた研究機関は、少なくとも2013~14年にかけて、人や猿に排気ガスを吸引させて健康への影響を測っていました。なお、同研究機関は、2017年に解散しています。3社は研究機関と距離を置く構えで、実験への関与を否定し、非難しています。
さて、自動車のブランド名はよく聞きますが、どこの国の企業かは意外と知らない方もいると思います。そこで、よく耳にする自動車ブランドがどこの国か、なんて雑学はどうでしょう。
昨年上半期のブランド別国内輸入車ランキング上位では、上から順にメルセデス・ベンツ、BMW、フォルクスワーゲン、アウディ、BMWミニと、5位までのブランドすべてがドイツです。
また6位以下は、ボルボ(スウェーデン)、ジープ(アメリカ)、プジョー(フランス)、ルノー(フランス)、フィアット(イタリア)となっています。
参考サイト:日本自動車輸入組合
第3問
正解は「堺市」でした。
2017年の餃子購入額1位の都市が、宇都宮市(栃木県)であることがわかりました。
宇都宮市は自他ともに認める「餃子の町」ですが、近年は浜松市(静岡県)に押されており、4年ぶりの日本一に喜びの声が上がっています。
宇都宮市の餃子購入額は1世帯あたり4258円と、2位の浜松市の3582円を大きく上回りました。
また3位には3091円で堺市(大阪府)が、4位には3041円で京都市が、5位には2855円で宮崎市が、それぞれランク入りしています。「大阪王将」vs「餃子の王将」の代理戦争感もある結果ですね。
ちなみに今年の初夏には、宇都宮を題材にした映画『キスできる餃子』の公開も控えており、宇都宮の餃子熱はまだまだ熱くなりそうです。
ギョーザの購入額が4年ぶりに1位に✨
— 映画「キスできる餃子」公式 (@kiss_gyo) 2018年1月30日
この勢いで「キスできる餃子?」も大ヒットしてほしい!!!https://t.co/thrxekNKSz