問題の解説
第1問
正解は「ジェフ・ベゾス」でした。
ネット通販世界大手アマゾンのCEO(最高経営責任者)であるジェフ・ベゾスの資産総額が、1051億ドル(およそ11兆8000億円)に達したと米メディアが伝えました。
これにより、米マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツの資産総額を抜いて、世界1位の富豪になったとも報じられています。
ベゾスCEOの資産の大半は、自身が保有するアマゾン株(7890万株)によるもので、同株が昨年、56%の値上がりをしたのが大きかったといえます。
ちなみに、選択肢に挙がっているのはどれも今を時めく有名企業のCEOですので、知らなかった方はこれを機に、覚えておいても損はなさそうです。
「マーク・ザッカーバーグ」は、フェイスブックの共同創業者兼会長兼CEO。「サンダー・ピチャイ」は、グーグルのCEO。「ティム・クック」は、スティーブ・ジョブズの後を継いだ、アップルのCEOです。
第2問
正解は「48%」でした。
昨年の衆議院選挙で希望の党が「花粉症ゼロ」を掲げ話題となりましたが、当時の党代表である小池百合子のお膝下の東京都で、花粉症に関する調査が行われました。
その結果、スギ花粉を原因とした花粉症患者は、都民の48.8%に上るとの推定が報告されています。
また年齢区分別・推定有病率の推移も発表されており、10年前の調査と比べると、0~14歳で26.3% → 40.3%、15~29歳で37.1% → 61.6%、30~44歳で32.2% → 57.0%、45~59歳で33.5% → 47.9%、60歳以上で14.2% → 37.4%と、全ての世代で花粉症の患者数が大きく増加しているのもわかりました。
ちなみに花粉症の発症は、花粉が体内に入ってすぐ起きるものではありません。
アレルギー素因(アレルギーを起こしやすい体質)を持っている人の身体の中に花粉が入ると、花粉に対抗するための抗体が作られます。この抗体が、数年から数十年かけて体内に蓄積され十分な量になって初めて、花粉症の症状が出ることになります。
このため、去年まで症状がなかったのに今年から症状が出た、みたいなことも起き得るので注意が必要です。
詳しくは、環境省の花粉症環境保健マニュアルで確認できます。
第3問
正解は「のびる」でした。
無重力環境でしばらく生活していると、背骨の骨の隙間が開いて、身長が伸びるといわれています。人によっては、腰や背中に痛みを感じることもあるそうです。
— 金井 宣茂 (@Astro_Kanai) 2018年1月9日
ロシア人船長に「9cmは伸びすぎだろう?」と怪しまれたので、自分で簡易的に再計測してみたところ、だいたい182cm。地上より+2cmでした。
現在、国際宇宙ステーション(ISS)で長期滞在ミッション中の金井宣茂(かない・のりしげ)宇宙飛行士が自身のツイッターで、滞在3週間で身長が9cm伸びたことを報告し、話題となりました。
再計測したところ、実際に伸びたのは2cmだったのことですが、宇宙空間で身長が伸びる、という現象は一般的に起きるもので、だいたい1~2cmくらい伸びます。多い人では、7cm以上伸びた人もいるそうです。
これは、地上だと重力で押しつけられている脊髄の椎間板(骨と骨の間にある軟骨の一種)が、無重力環境では重力から開放されるために起きる現象です。そのため地球に帰還すれば、再び重力の影響を受け、元に戻ります。