問題の解説
第1問
【17日に発表された、東京オリンピック・パラリンピックの大会モットーはどれでしょう。】
正解は「United by Emotion」でした。
17日、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会から、大会モットーが「United by Emotion」(感動で、私たちは一つになる。)に決まったことが発表されました。
大会モットーとは、大会のビジョンを数語の英語で表現するもので、1988年のソウル大会から採用されています。
たとえば2018年の平昌冬季五輪では「Passion.Connected.」(ひとつになった情熱)が。2016年のリオデジャネイロ五輪では「A New World」(新しい世界)が、大会モットーとなっています。
ちなみに誤答選択肢の「Citius, Altius, Fortius」(より速く、より高く、より強く)は、オリンピック自体のモットーです。
第2問
【第1回となる「大島渚賞」の受賞者が発表されました。さて「大島渚賞」とは、どのような賞でしょう。】
正解は「若手の映画監督に贈られる賞」でした。
第1回大島渚賞に、『鉱 ARAGANE』『セノーテ』などの作品がある、小田香監督が選ばれました。
大島渚賞は、2013年に他界した映画監督の大島渚氏にちなみ、「自ら世界に挑戦し、新しい道を切り拓こうとしている若い映画監督」を表彰する新設の賞です。
大島渚氏の代表作といえば『戦場のメリークリスマス』が広く知られていますが、同作で音楽を担当した坂本龍一氏が、大島渚賞の審査員長を務めています。
第3問
【COVID-19(新型コロナウイルス関連肺炎)に関して、厚生労働省が相談や受診の目安を公表。次のうち、相談する目安の例として挙げられていたものはどれでしょう。】
正解は「風邪の症状や37度5分以上の発熱が4日以上続いている」でした。
17日、厚生労働省は新型コロナウイルス関連肺炎に関して、どのような症状の際に相談や受診をすべきかの目安を公表しました。
まず、相談や受診の前に心がけておくこととして、「風邪の症状が見られる時は、会社や学校は休み外出を控える」「毎日、体温を測定し記録しておく」を挙げています。
その上で、「風邪の症状や37度5分以上の発熱が4日以上続く」「強いだるさや息苦しさがある」のどちらかに当てはまる場合は、医療機関を受診する前に、「帰国者・接触者相談センター」に電話相談するよう呼びかけています。
また高齢者や、糖尿病、心不全、呼吸器疾患などの持病がある人、透析を受けている人、免疫抑制剤や抗がん剤などの投与を受けている人などについては、上記の症状が2日程度続けば電話相談するよう勧めています。
また妊婦の方に関しても、念のため早めの相談が勧められています。
なお、電話相談の結果、受診の必要があると判断された場合には、専門の外来を設置した医療機関が紹介されることになります。
帰国者・接触者相談センターについては、厚生労働省のウェブサイトで確認することができます。