問題の解説
第1問
正解は「ヘビが飲み込んだ」でした。
ナイジェリアにある教育関連施設の事務所から、3600万ナイラ(日本円でおよそ1076万円。2月14日現在)の現金が消えてなくなるという事件が起きました。
この件について、被害を受けた施設の広報が「事務員が『ヘビが飲み込んでしまった』と証言している」と発言したことで、ナイジェリアで話題となっています。なお、証言したとされる事務員は、この発言を否定しています。
また、SNS上の盛り上がりを受けてナイジェリアの政府機関、経済金融犯罪委員会では、同委員会のシンボルであるワシが、ヘビを捕まえている画像を公開しました。
しかし、大量の紙幣をヘビが飲み込めるなんて簡単には信じられないので、ここからは筆者が想像で、実現可能か検証してみます。
ナイジェリアの通貨・ナイラの紙幣の額面最高額は、1000ナイラだそうです。なので、ヘビが飲み込んだことが仮に事実だとすると、3600万ナイラ = 36000枚を飲み込んだことになります。
ここからは日本の紙幣で例えますが、紙幣1枚の重さは約1g。36000枚なら36kgくらいになります。
アフリカ最大のヘビは、サハラ砂漠以南に生息するアフリカニシキヘビ。ナイジェリアはサハラ砂漠より南にあるので、こいつが犯人だと仮定します。決めつけます。
そこで調べてみると、ナショナルジオグラフィックに、アフリカニシキヘビが体重70kgのハイエナを丸飲みしたという記事がありました。
という訳で真偽は置いといて、どうやら1000万円くらい、犯人は楽に飲み込めそうです。
#TheEagle shows no mercy for money-swallowing snake(s). pic.twitter.com/ljBJrHrZTp
— EFCC Nigeria (@officialEFCC) 2018年2月11日
第2問
正解は「解答欄が足りなかった」でした。
同志社大学の一般入試の数学で、出題ミスがあったことが発表されました。これによると、正答が3つあるにもかかわらず、解答欄は2つしかなかったとのことです。
問題は4次関数のグラフに関するもので、想定されていた正答は2つでしたが、実は正解が3つあったために解答欄が足りなくなっていました。
このため、同大学ではこの問題を全員正解とする措置を取っています。なお、ミスは合否判定前に明らかになったため、合否判定への影響はありません。
第3問
正解は「コカ・コーラ」でした。
「紅茶花伝」60万本を自主回収 沈殿物発生の可能性 https://t.co/oaCTLDQGid
— テレ朝news (@tv_asahi_news) 2018年2月14日
コカ・コーラボトラーズジャパンが、紅茶飲料の「紅茶花伝 ホットなロイヤルミルクティー」60万本を自主回収すると発表しました。
一部商品に変色や沈殿物の混入があったとのことですが、飲んでも健康への影響はないとのことです。
回収の対象となるのは賞味期限が2018年7月3日の商品で、キャップに「180703-ES」と記載されているものです。回収は、メーカー指定の回収業者を通じて行われ、後日、代金相当分のクオカードが返送されます。
誤答選択肢の「キリンビバレッジ」の紅茶飲料は「午後の紅茶」、「伊藤園」の紅茶飲料は「TEAS'TEA」が有名です。