問題の解説
第1問
正解は「およそ28万円」でした。
先日、経団連から大手企業158社の冬のボーナスが発表され、平均支給額が88万793円と報じられました。
対して大阪シティ信用金庫からは、中小企業1014社の冬季ボーナス支給状況が発表されています。
これによると、冬のボーナスを「支給する」中小企業は57.7%に留まりました。また、支給する企業の中での平均支給額は、27万8664円となっています。
このことから、大手企業と中小企業との格差だけでなく中小企業間でも格差が生じているのは明らかで、景気回復や株高に湧く大手企業をよそに、厳しい中小企業の実情がうかがえる結果となりました。
第2問
正解は「性別変更の申し立て可能な年齢が、20歳から18歳に」でした。
18歳成人案:25法律改正へ 性別変更申請可能に https://t.co/dabdSWTCwM
— 毎日新聞 (@mainichi) 2017年12月27日
2018年の通常国会で、成人年齢を現行の20歳から18歳に引き下げる民法の改正案が提出される予定です。それに伴う、成人年齢引き下げに関連する25の法律の改正案の内容が、明らかにされました。
例えば性同一性障害特例法では、性別変更の申し立てが可能な年齢は20歳以上でしたが、18歳以上に引き下げられます。
他にも旅券法では、10年パスポートの取得は20歳以上とされていましたが、改正案では18歳以上に引き下げられます。
このように、年齢制限の引き下げが行われるものがある一方で、飲酒や喫煙、競馬や競艇などの投票では、年齢制限の引き下げは行われません。
ちなみに成人年齢が20歳に定められたのは、明治9年(1876年)です。当時の日本人の平均寿命は40歳前後とされていますので、人生の半分近くまで来てようやく成人だったことになります。
第3問
正解は「麻生太郎」でした。
麻生太郎・財務大臣(副総理、内閣府特命担当大臣、デフレ脱却担当を兼任)の、財務大臣(旧大蔵大臣含む)としての在任期間が、1828日となりました。
これにより、池田勇人内閣と佐藤栄作内閣で大蔵大臣を務めた水田三喜男に並び、戦後歴代2位の在任期間となっています。
なお、在任期間1位は宮沢喜一の1874日で、麻生財務大臣がこのまま務めると、来年の2月12日に1位の記録に並ぶことになります。
また、副総理としても麻生氏は、在任期間1828日で歴代トップです。
ちなみに、安倍首相の方も記録的な在職日数で、このまま政権を維持し来年の自民党総裁選で勝利できれば、2019年11月20日に桂太郎を抜いて歴代1位となります。