問題の解説
第1問
【漫画『ちびまる子ちゃん』の単行本の、最終巻が12月25日に発売になります。さて、最終巻は第何巻になるでしょう。】
正解は「17巻」でした。
今年8月に逝去した漫画家、さくらももこ氏の代表作『ちびまる子ちゃん』の最終巻が、12月25日に発売されます。
テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』の開始が1990年ですので意外な印象も受けますが、17巻が最終巻となります。
17巻では、掲載誌「りぼん」に未掲載の作品や、『ちびまる子ちゃん』第1話のセルフリメイクなども収録される予定です。
また、さくらももこ氏の他作品『ちびしかくちゃん』『COJI-COJI』なども、同日の発売が決定しています。
第2問
【アメリカで行われた裁判です。シカ数百頭を密猟した男への判決で裁判所が下した、命令はどちらでしょう。】
正解は「月に1回以上、アニメ映画『バンビ』を鑑賞すること」でした。
アメリカのミズーリ州で、違法に数百頭のシカを娯楽目的で殺害した男に対する、裁判が行われました。
裁判で被告は、禁錮1年の刑に加えて、子シカが主人公の名作アニメ映画『バンビ』を月に1回以上鑑賞するよう命じられています。
鹿の密猟者、禁錮1年と「バンビ」鑑賞の判決 米中西部 https://t.co/eoawpWOKSZ
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) 2018年12月18日
『バンビ』の作中、母シカを殺されたバンビが悲しむシーンは有名で、被告の更生に向けて、感情移入を促す狙いがあると見られます。
第3問
【閣議決定された新たな防衛計画の大綱で、大型護衛艦の空母化の方針が盛り込まれました。さて、「空母」とは何を略した言葉でしょう。】
正解は「航空母艦」でした。
5年ぶりとなる新たな「防衛計画の大綱」が、閣議決定されました。「防衛計画の大綱」とは、日本の安全保障政策における中期的(10年後くらい)な指針です。
今回重視されているのは、領域横断作戦(クロス・ドメイン作戦とも)についてです。これは、陸・海・空といった従来の領域に加え、宇宙空間やサイバー空間、電磁波といった領域も”戦場”となることから、これら領域間で横断的に作戦行動できる形の防衛力強化を目指す、というものです。
また、従来型の防衛力強化についても言及されており、その1つに「いずも」など大型護衛艦の空母化があります。
日本は専守防衛(先制攻撃は行わず、日本の領域内だけで敵を撃退する)の国ですので、領域外にも攻撃が可能となる空母の保有は、戦後これまで国内外の反対を考慮して行われていませんでした。
また今回の「防衛計画の大綱」では、スタンド・オフ防衛能力(相手の攻撃が届かないところから攻撃する能力)についても言及されています。
これらは周辺国の動向や技術の発展に沿った現実味のある方策ですが、憲法上グレーゾーンな要素も含んでおり、今後は強い反対の声が上がることも予想されます。
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