問題の解説
第1問
正解は「部下からの信頼を得るため、私生活を充実させること」でした。
どのようなものが翌年に流行するのかを予測する、「2018年のトレンド予測」が発表されました。これは、2009年から毎年リクルートホールディングスが発表しているもので、暮らしにかかわる分野で流行するであろう8つのキーワードが発表されます。
2018年のキーワードに選ばれたのは、以下の8ワードです。
- 「ピット飲食」(F1のピットインのような隙間の時間での短時間の飲食)
- 「お見せ合い婚」 (SNSを活用した価値観を見せ合う婚活)
- 「まなミドル」 (熟年層の学習機会増加)
- 「ボス充」 (部下の信頼を得るため私生活を充実させること)
- 「年功助力」 (人手不足解消のためのシニア層の労働環境の整備)
- 「育住近接」 (保育所などを考慮した住まい選び)
- 「熟戦力」 (定年退職者の他企業での即戦力化)
- 「来るスマ美容師」 (デリバリー形式の美容師)
見事に謎のワードばかりで、「本当に来年流行るのか?」という疑問を持たれる方も多いと思います。そこで「2017年のトレンド予測」に選ばれたワードを見てみましょう。
2017年に選ばれたのは、「リビ充家族」「子けいこパパ」「ライフフィット転職」「育成枠採用」「パズワク」「Liveラリー」「おいし援」「バーバー新時代」でした。
「インスタ」も「映え」もない結果ですね。これで、「本当に来年流行るのか?」という疑問は解消して頂けたかと思います。
第2問
正解は「金」でした。
【速報 JUST IN 】今年の漢字は「北」 北朝鮮や九州北部豪雨で #nhk_news https://t.co/bAJPwzDT4w
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年12月12日
日本漢字能力検定協会が公募をし、最も応募数の多かった漢字一字を一年の世相を表す漢字として京都・清水寺で発表を行う、「今年の漢字」が発表されました。
今年選ばれたのは「北」の一字で、繰り返された弾道ミサイルの発射や核実験など、北朝鮮の動向が強く印象に残ったのが理由に挙げられます。
ちなみに2016年の「今年の漢字」は、メダルラッシュに沸いたリオ五輪をイメージした「金」でしたが、覚えておられたでしょうか?
そんな「今年の漢字」は1995年から始まりましたが、2006年以降、中国や台湾、シンガポールなど、いくつかの漢字文化圏の国でも、同様の行事が行われています。
第3問
正解は「球場を広くして欲しい」でした。
オリックスの金子千尋投手は、推定年俸5億円で2年連続球界最高年俸が確定的な、日本を代表するピッチャーです。
金子投手は現在、4年契約の3年目で、契約最終年の契約更改に臨みましたが、その席上で「球場を広くしてほしい」と要求したことを明らかにしました。
というのも金子投手は今季、リーグワーストタイの21被本塁打(ホームランを打たれた数)を記録しており、「内心、真剣」に訴えたようですが、即却下となりました。
なお、オリックスの本拠地である京セラドーム大阪は、球場の本塁打の出やすさを示すパークファクターという指標の上では、12球団の本拠地球場の中では「平均よりもややホームランの出にくい球場」という数字になっています。
ちなみに、誤答選択肢の「子どもが生まれるのでミルク代が欲しい」は、2004年の契約更改時に、当時阪神に在籍していた関本健太郎選手がマスコミを介して訴えたとされる要求です。