問題の解説
第1問
【新元号となった「令和」の、手話での表現が決まりました。さて、どのような動きで「令和」を表すでしょう。】
正解は「すぼめた指先を上に向け、5本の指をゆっくり開きながら前に出す」でした。
新元号の「令和」について、手話での表現が決定しました。令和の出典となった万葉集の歌をイメージし、春につぼみが開いて花が咲く様子を表現した手話となりました。
すぼめた指先は花のつぼみを表し、指が開いて花が咲き、手を前に出す動きは「未来へ進んでいく」という意味があるそうです。
“つぼみ開いて花咲くように” 「令和」の手話表現 決まる
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年4月2日
指先をゆっくりと開く動きには、春先につぼみが開いて花が咲く様子を、その手を前に押し出す動きには「未来へ進んでいく」という意味を込めたということです。https://t.co/9zgxM4O5GG pic.twitter.com/K5oV9O2TV7
誤答選択肢の「右手の平を下にし指先を相手に向け、右手を左から右へ水平に動かす」は、「平成」を意味する手話の表現です。
ちなみに「昭和」を意味する手話は、昭和初期に流行した、襟の高いシャツをイメージしたもの。「大正」は、指で口ひげを描くような表現で、大正天皇の口ひげを表します。「明治」も同様で、明治天皇の特徴的なあごひげをイメージした表現になっています。
第2問
【今年の春のセンバツ高校野球の決勝は、習志野と東邦の一戦となりました。このカードを都道府県別でいうと、どことどこの対決になるでしょう。】
正解は「千葉県と愛知県」でした。
2日、第91回選抜高校野球大会は準決勝2試合が行われ、第1試合では習志野(千葉)が明豊(大分)を6-4で下し、決勝進出を決めました。また第2試合では、東邦(愛知)が明石商(兵庫)を4-2破り、同じく決勝へと駒を進めています。
東邦は1989年、つまり平成元年に行われた第61回大会で優勝しており、今回もし優勝を達成すると「平成最初の優勝校」が「平成最後の優勝校」になるとして注目を集めています。
ちなみに2日には、女子のセンバツ(全国高校女子硬式野球選抜大会)でも決勝戦が行われました。
こちらは神戸弘陵(兵庫)が、クラーク記念国際(宮城)を1-0で下し、連覇を果たしています。会場は甲子園球場ではなく、埼玉県にある加須きずなスタジアムです。
第3問
【およそ20年ぶりの活動再開が決まった、アニメ『SLAM DUNK』のオープニングテーマ『ぜったいに 誰も』で知られるバンドは何でしょう。】
正解は「ZYYG」でした。
人気アニメ『SLAM DUNK』第2期のオープニングテーマ『ぜったいに 誰も』で知られるロックバンド、ZYYGが20年ぶりに活動再開することになりました。
同バンドは、1993年リリースのデビュー曲、『君が欲しくてたまらない』がおよそ70万枚を売り上げるヒットを記録し一躍有名になりましたが、1999年に解散しています。
誤答選択肢の「ZARD」は、『負けないで』『揺れる想い』など多くのヒット曲を持つ、ZYYGと同時期に活躍していたソロアーティスト。「Zeebra」は、現在も放映中のバラエティ番組『フリースタイルダンジョン』ではMCを務めるなど、日本を代表するヒップホップのMCです。
20年前のバンドということでZYYGを知らなかった人も多いと思いますが、消去法で何とか答えられたのではないでしょうか。