問題の解説
第1問
【インド北部に位置する都市リシケシで、外出制限に違反した外国人旅行者が一風変わった罰を受けました。その罰とは何でしょう。】
正解は「反省文を500回書かされた」でした。
インド北部にある都市リシケシで、外出制限に違反したとして、外国人旅行者10人が警察の取り締まりを受けました。
この10人は、警察から「外出制限のルールに従わず、申し訳ありませんでした」(I didn’t follow lockdown rules, I am sorry.)といった文面の反省文を500回書くよう命じられ、話題となりました。
"I didn’t follow lockdown rules, I am sorry." #NationalLockdown #CoronavirusLockdownhttps://t.co/SVvmmEKndT
— GOODTIMES (@mygoodtimes) April 13, 2020
ヒンズー教の聖地として知られるリシケシは、ヨガの聖地にもなっており、世界各国から多くの旅行者が訪れます。
今回の風変わりな罰も、外出制限に違反する多くの外国人旅行者への、見せしめの意図があるとのことです。
第2問
【1986年の事故で知られるチェルノブイリ原発周辺の居住禁止区域で、大規模な森林火災が続いています。さて、チェルノブイリがあるのは、現在のどこの国でしょう。】
正解は「ウクライナ」でした。
1986年に史上最悪と呼ばれる原発事故が起きた、ウクライナ(当時はソビエト連邦)のチェルノブイリ原子力発電所付近にある立ち入り禁止区域で、大規模な森林火災が起きています。
火災の発生からすでに10日が経過しましたが、火災は今なお続いており、火の手はチェルノブイリ原発の敷地に近い、放射性廃棄物の貯蔵施設にまで迫っています。
なお、今回の森林火災による放射線量の上昇はないとのことです。ただし廃炉に向けた作業については、今後の遅れが懸念されています。
誤答選択肢の「東ティモール」は、東南アジアにある国。「モーリタニア」はアフリカ北西部にある国です。
第3問
【ベトナムで、あるものが自動で提供される”ATM"が登場し話題に。新型コロナウイルス対策による休業者支援を目的に設置された、この"ATM"から出てくるものは何でしょう。】
正解は「コメ」でした。
新型コロナウイルスの感染拡大対策として、経済活動の制限が行われているベトナムで、生活困窮者に向けた「コメのATM」が登場し、話題となっています。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、商業活動の制限が続くベトナムでは、生活が苦しくなっている人を支援しようと、街角に無料でコメを提供する自動配給機が登場しました。 https://t.co/PCNaCwmdn0
— NHK国際部 (@nhk_kokusai) April 11, 2020
これはペダルを踏むとコメが出てくる仕組みで、ベトナムの実業家らが国内の複数の都市に設置しました。
利用は無料ですが、およそ1.8mの間隔で並び、コメを受け取る際には消毒剤を使用することが義務付けられています。なおコメATMの設置は、都市部を中心に今後も行われる予定です。