QuizKnock

アプリで記事をもっと見やすく

インストールする

カテゴリ

ログイン
PR
ランドマーク税理士法人

ラストスパートをかける

ここまで、20分ほどで7枚の食パンを完食したこうちゃん。1枚あたり3分で食べ進める想像以上のハイペースに、驚きを隠せません。

準備していたアンキパンがなくなっちゃいそう……。こうちゃんってたくさん食べられるタイプだったんですね、知りませんでした。
いっぱい食べられる方だとは思うよ。ただ、同じものを食べ続けるのが辛いわ。

▲「こんなに食べると思ってなかったでしょ」の決め顔

そんな話をしているうちに残り時間も僅か。ラストスパートです。

▲時間的に最後の食パンは、お気に入りのいちごジャムで

▲最後のアンキパンを水で流し込んで……

▲完食!

結果はいかに!?

制限時間の30分が経過し、ここで終了です。こうちゃんのアンキパン大食いチャレンジの記録は……

30分で9枚の食パンを完食しました。1枚あたり3分20秒というペースは、最初から最後までほぼ落ちることがありませんでした(よい子はよく噛んで食べようね)。

チャレンジ終了後のこうちゃんに、感想を聞いてみます。

アンキパン大食いチャレンジ、やってみてどうでした?
おなかの容量はまだ全然いけるけど、同じ味が続くのがキツいね。
あれだけ食べたのに、まだ胃袋は限界じゃないなんてすごい! 同じ味が続くとキツイとのことですが、なぜここまで頑張れたのでしょうか?
読者のみんなの期待に応えることが何より大事だから。

そこにパンがあるのに食べないなんてありえないでしょ。

そこにパンがあるのに食べないなんてありえないでしょ。:イギリスの登山家ジョージ・マロリーが「なぜあなたはエベレストに登りたいのですか?」という質問に対して発したとされる回答「そこに(エベレストが)あるからさ。」をオマージュしたものと思われる発言。

か、かっけぇ……

食べたアンキパンで何を覚えられる?

こうちゃんの挑戦のおかげで、ようやく「アンキパンと縮小コピーを使うことで覚えられる文字数」を求められます。

1食分(9枚)で覚えられること

先ほどのチャレンジで、こうちゃんが食べた食パンの枚数は9枚。

1枚のアンキパンの片面に写すことができる文字数の限界が2,400字であることから、このチャレンジでこうちゃんは、9枚×2,400字=21,600字を覚えられたことになります。

この文字数では、以下の3つのどれかを覚えることができます。

ジャンルの幅がなかなか広いですね。化学に精通したい人は論文を、ポケモンに詳しくなりたい人はポケモンを、クイズに強くなりたい人はノーベル賞を覚えるのに役立ててみてはいかがでしょうか。

2日間で覚えられること

続いて、暗記の効果が持続する2日間で覚えられるものを見てみましょう。

2日間では計6食を食べるので、食べられるアンキパンの枚数は9枚×6食=54枚となります。これらすべてに2,400文字が書かれているわけですから、覚えられる文字数は……

なんと驚愕の129,600文字。これだけの文字数があれば……

ポケモン、ノーベル賞、論文はおろか、小説とニュースにも詳しく、かつTOEIC満点という超ハイスペック人間になることができます。

一方でこのリストから、129,600文字がいかに膨大な量で、自力で暗記することが非常に難しいことかもわかりますね。

以上より、アンキパンは非常に有用なひみつ道具であることが示せました。この記事がいつかのび太くんの元まで届き、アンキパンの使い方を改めてくれることを願うばかりです。

チャレンジを終えたこうちゃんに……

さて、こうちゃんは食パンを9枚食べました。これで、歴代ノーベル賞受賞者の受賞年・人物名・国籍を覚えたわけです。
本当にアンキパンだったら、の話ね? えっ、何? クイズ出そうとしてる!?
本当に覚えたかテストしてみましょう!
俺が今食べたのはアンキパンじゃなくて普通の食パンだし、文字も書いてなかったじゃん!
問題。1953年にノーベル化学賞を受賞した、ドイツ出身の化学者は誰でしょう?
わかんねぇ……年号と国籍だけじゃ厳しいって……
正解は、ヘルマン・シュタウディンガーでした!

高分子化合物の構造を解明するなど高分子化学分野の先駆者として活躍し、ノーベル化学賞を受賞しました。
わかるわけねぇよ!!
こんな調査に付き合わせてしまってすみません……
よい子はアンキパンに頼らず、ちゃんと教科書を読んで勉強して知識をつけようね!

【このライターの他の記事もどうぞ】

【あわせて読みたい】

3
Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。

関連記事

この記事を書いた人

小南

小南です。名古屋大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻所属。「楽しく読んでいたら、いつの間にか知識も身に付いていた!」と思っていただける記事を提供するべく日々奮闘中。皆さんの一時の気晴らしとなることができれば幸いです。

小南の記事一覧へ