クイズの解説
第1問:ABO式血液型で、日本人に多いのは何型?
ABO式血液型で、日本人で最も多いのはA型です。次いで、O型、B型の順に多く、AB型が最も少なくなっています。
ユーグレナが公開した「血液型 都道府県ランキング」によると、日本人のABO式血液型の割合は、A型が39.5%、O型が29.0%、B型が21.6%、AB型が9.9%と推定されています。
▲日本人の血液型の割合
都道府県別では、「岩手、島根、福井、秋田の4県はO型の割合が最も多い」など、地域によって血液型の割合に偏りが見られます。
第2問:日本産業規格(JIS)で定められた鉛筆の芯の硬さで実在するのは?
日本産業規格(JIS)では、鉛筆の硬さとして9H~6Bまでの17種類が定められています。
▲JISで定められている鉛筆の芯の硬さ
鉛筆の芯の硬さを表すアルファベットにはそれぞれこのような意味があります。
- B:Black(黒い)
- H:Hard(硬い)
- F:Firm(しっかりした)
9H~6B以外にも、7B~10Bや10Hなど、JISの枠を超えた硬さの鉛筆もあります。
第3問:電流を表す単位は?
アンペアは電流の単位で、記号Aで表されます。アンペアという名称は、フランスの物理学者のアンペールに由来しています。
電流の単位であるアンペアは、家庭用の分電盤(ブレーカー)にも記載されています。一般家庭では、電気の使用状況に応じて契約アンペアを決めます。契約アンペアを超えた電流が流れると、アンペアブレーカーが落ち、契約アンペア以上の電流を使用できない仕組みになっています。
▲30A以上の電流が流れると電流を遮断するアンペアブレーカー
第4問:企業間取引を表す略語。「?」に入るアルファベットは?
企業間取引のことを英語でBusiness to Businessといい、BtoBやB2Bなどと略されます。
企業が消費者にモノやサービスを提供することはBusiness to Consumerといい、BtoC、B2Cとも呼ばれています。
▲BtoB、BtoCのイメージ
BtoBやBtoCの他にも、個人が個人に対してモノやサービスを提供するCtoC(Consumer to Consumer)や、企業が従業員に対してモノやサービスを提供するBtoE(Business to Employee)などの形態が存在しています。
第5問:元素記号で存在するのは?
元素記号が「B」の元素はホウ素で、英語では“boron”といいます。ホウ素の単体は常温常圧では黒灰色の固体で、金属と非金属の中間の性質を示す半金属に分類されます。
▲ホウ素の単体 via Wikimedia Commons James L Marshall CC BY-SA 3.0(画像の一部を加工しています)
ホウ素の用途としては、理化学器具に使われるホウケイ酸ガラスや、ゴキブリ駆除用のホウ酸団子などがあります。
▲実験器具に用いられているホウケイ酸ガラス
解説まで読んでいただき、ありがとうございます!ぜひ次回の「二択でGO」にも挑戦してみてください。
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