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石けんを構成する分子は、通常性質のまったく異なる2つの部分をもっています。片方は、水と引き合いやすい「水になじむ部分」(親水基)、もう片方は、油と引き合いやすい「油になじむ部分」(疎水基)です。

水の中では、この分子は自然と「油になじむ部分」を油汚れのほうへ向け、「水になじむ部分」を水のほうへ向けて並ぶことになります。

すると油汚れは、周りが「水になじむ部分」に囲まれた状態になります。この状態になることで、油汚れは水とはじき合わずに、簡単に洗い流せるようになります。

▲油は「水になじむ部分」で囲まれる

このような親水基と疎水基を持つ物質を「界面活性剤」と呼びます。他にも、マヨネーズの中に含まれるレシチンという物質も界面活性剤の一種です。レシチンは、マヨネーズの材料である油とお酢の水分を混ぜ合わせるために利用されています。


「石けんで汚れが落ちる」という身近な現象を、科学的に説明することができました。皆さんも、身の回りのさまざまな現象に対して、その裏にある仕組みを調べてみると、科学が今よりもっと身近に思えるかもしれません。

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この記事を書いた人

松林 陸

京都大学大学院理学研究科・修士2年の松林 陸です。普段は大学のサークルでクイズをしています。 大学では物理学を専攻しています。好きなものはクイズと旅行と科学。読者の方の日々に「ちょっとした学び」が生まれるような記事を書けるように頑張ります。

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