異変の解脱
今回、クイズに起きた異変は計4つでした。1つずつ見ていきましょう。
1つ目の異変:Q.2
選択肢をよく見ると、「アルキメデス」ではなく「アメルデキス」、「エラトステネス」ではなく「エトテスネラス」、「アリストテレス」ではなく「アレスリテトス」と、文字の順番が最初と最後以外ぐちゃぐちゃになっていました。
それでも、ちゃんと選択肢を読めてしまったという方も多いのでは? このように、単語を構成する文字の最初と最後があっていれば、ある程度単語を読めてしまう現象を「タイポグリセミア」といいます。
2つ目の異変:Q.3
解脱の途中に、「変なルビ」が振られていますね……。
「天気が良い」に「すがすがしい」、「空が暗い」に「ダークスカイ」、そして「11月~3月」には「おでんが旨い時期」と振られています。たしかにおでんがおいしい時期ではありますが、意訳が過ぎます。
3つ目の異変:Q.5
解脱にある小松菜の画像をクリックすると小松菜の画像が……いや、よくみると小松菜とは違う野菜が表示されてしまうようです。
よく見てみると、小松菜ではなく「ほうれん草」の画像が表示されてしまいます。この2つの野菜の違い、ちゃんと見抜けましたか?
▲左が小松菜、右がほうれん草。茎の部分に赤みがあるのがほうれん草です(クリックで拡大できます)
ちなみに、ほうれん草の「ほうれん」も地名由来で、原産地であるかつてのペルシア(今のイラン)を指しています。
4つ目の異変:Q.7
手早く解き進めていると気づきにくい異変がありました。 問題画像をじっくり見てみましょう。
なんと、ビリヤードのボールがひとつ、徐々に消えていっています。一発目で気づいたあなた、慎重な性格とみました。
以上、計4つの異変を解脱してきました。あなたはすべて気づくことができたでしょうか?
それでは。
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