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壮大なスケールの宇宙の話です。


私たちの住む惑星・地球は太陽の周りをおよそ1年かけて回っています。地球以外にも発見されているだけで7個の惑星が太陽を周回しています。

一方で、夜空には無数の星が輝いています。この1つ1つの星は太陽と同じく自分で核融合を起こして輝く恒星です。その意味で太陽は宇宙の中ではありふれた星です。

太陽系に惑星があるのだから、太陽以外の恒星も惑星を持っているのが自然です。デネブやアルタイルやベガといった星たちの周りにも、公転する惑星はあるはずだ、と天文学者たちは考えました。太陽以外の恒星が持つ惑星を「系外惑星」と呼びます。

この系外惑星は存在こそ信じられていたものの、なかなか具体的な星を発見することができませんでした。なぜなら、惑星は恒星に比べてはるかに暗かったからです。惑星の光は恒星の光にかき消され、高性能の望遠鏡でも見ることができなかったのです。

長い沈黙を破って1995年、スイスの研究グループが初めて系外惑星を発見しました。ドップラー法という方法で見つかったこの惑星「ペガスス座51番星b」は、木星ほどの大きさを持つ巨大惑星でしたが、天文学者にとって常識はずれな天体でした。

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この記事を書いた人

S.O.

現在は東京大学大学院博士2年。QuizKnock最初期にいくつか記事を書いていました。

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