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演奏できるのは口笛だけ、どうもシムラです。

先月、「昭和のアイドル」をテーマにしたクイズ記事を公開しましたが、音楽は偉大だなとつくづく感心します。

改めて考えると、私は音感というものを持ち合わせておらず、楽譜もコード進行も全く理解していないのですが、曲を聴くのはちゃんと楽しいです。そればかりか、歌詞の意味を知らない外国語の楽曲であっても心地良い。「音楽は言語や文化の壁を超える」を実感します。

本日紹介するUrbanアーバン Cohesionコヒージョンは、そんな思いを強く抱かせてくれるYouTubeチャンネルです。

▲Urban CohesionのYouTubeチャンネル

私がUrban Cohesionの動画を初めて見たのは1年ほど前。Urban Cohesionは日本人が発起人となっているアフリカの無国籍アーティスト集団で、YouTubeチャンネルには日本の楽曲を「日本語歌詞のまま」カバーした動画が数多く投稿されています。特に椎名林檎さんやKing Gnuのカバーなどは、再生回数が100万回を超えるほどの人気ぶりです。

日本の楽曲を「アフリカカバー」と題してアレンジした演奏は、原曲とはまた違う雰囲気と響きがあり、そのノリのよさに新鮮な魅力を感じます。また、遠く離れた地で私たちと同じ歌を歌っていると思うとちょっぴり感動も覚えます。

語るよりも聴いてみるべし、ということで特に好きな動画を3本ほど紹介します。

椎名林檎「長く短い祭」ビコマナ/アフリカ カバー (BIKO'S MANNA)

私がこのチャンネルで初めて視聴した動画です。椎名林檎さんのライブ動画をYouTubeで見ていた時に、おすすめ動画に表示されたのがきっかけでした。

気になってクリックしてみると、独特なノリのよさと楽しそうに演奏する様子にひきこまれ、たちまち虜に。ちびっこダンサーもめちゃくちゃかわいい。

この動画で演奏している、姉のビコちゃんと弟のマナくんからなるユニット・BIKO'S MANNAは、Urban Cohesionの中でも特に人気のアーティストです。

小沢健二 x スチャダラパー「今夜はブギー・バック」アフリカ/ Azuri Street Symphony

『今夜はブギー・バック』のカバー。気だるげな雰囲気がどこか切なくて心に沁みます。牧歌的な歌唱からがらりと印象が変わるラップパートもカッコよくて必見です。

ブルーハーツ「青空」ビコマナ/AOZORA The Blue Hearts Africa Cover (BIKO'S MANNA)

BIKO'S MANNAがブルーハーツの『青空』をカバーした動画。異国の地から届く歌声に胸が熱くなり、気づけば涙がこぼれていました。


この他にも魅力的な動画がいっぱいあるので、ぜひ聴いてみてください!

Urban Cohesionのことをもっと知りたい方にはこちらのインタビューもおススメです。

これまでの「おすすめの一品」はこちらから。

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この記事を書いた人

シムラ

東北地方の大学院生でした。2022年3月をもって卒業しました。ありがとうございました。

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