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こんにちは、ライターの川副です!

え、クイズやってんの? なんかクイズ出してよ!

それは全てのクイズプレイヤーを悩ませ続ける永遠の課題です。難しすぎてもいけないし、簡単すぎても相手を退屈させてしまいます。そして何より、クイズをきっかけに相手との会話を弾ませなければいけません

今回は、そんな難題を突きつけられた際、いつも僕を助けてくれるネタをご紹介します。話題の種にひとつ、いかがでしょうか。

このクイズは、クイズプレイヤーの間ではいわゆる「ベタ問」(頻出の問題)として、次のような形で出題されることが多いです。

「世界三大料理」に数えられる3つの料理とは、フランス料理、中華料理と何でしょう?

答え:トルコ料理

しかし、相手がクイズプレイヤーではない場合、僕はいつも次のような形で出題しています。

「世界三大料理」とは、何と何と何でしょう?

このクイズには、会話を弾ませるための4つの工夫がちりばめられています。

(1)多くの人が好きな「料理」という題材

世界広しといえども、「料理」自体が嫌いな人はそうそういません。「いざクイズを出したはいいものの、相手が全く興味を示さない……」という事態を極力避けることができます。

▲工夫してクイズを出せば、こんなことは起きないはず

また、もし答えが分からなかったとしても「(国名)料理」という選択肢を提示すれば、「わからないけど、何か答えてみよう」という意欲をかき立てることができるかもしれません。

(2)答えが複数ある

大人数にクイズを出した際、誰かがすぐに正解を言ってしまい、いまいち盛り上がりに欠ける……なんてこともままあります。答えが複数あれば、解答者が複数人いたとしても安心です。

▲「ハイハイ! フランス料理!」「あとは……」

(3)答えに意外性がある

一般的に、「世界三大料理」と聞いてトルコ料理をイメージする人は多くないでしょう。正解を聞いた際、「そうなんだ!」という驚きを味わってもらうことができれば、クイズプレイヤーとしてこれ以上の喜びはありません。

▲「世界一甘いお菓子」の一角に挙げられるパイ菓子・バクラヴァ。トルコを中心とする広い地域で食べられています

(4)正誤に関わらず話題が繋がる

もしもこの問題を相手が知らなかった場合、正解が出るまでにある程度のやりとりがあることが予想されます。最後に答え合わせをすれば、その時点で会話のボリュームとしては十分でしょう。そのまま好きな料理の話に移ることができれば、さらに言うことなしです。

▲どれが好き?

反対に、この問題が瞬殺された場合、相手はかなりの雑学好きか、あるいはグルメ通である可能性が高いでしょう。「すごい! なぜ知っているんですか?」と褒められれば、誰しも悪い気はしません。きっとそのままクイズ談義やグルメ談義に花を咲かせることができるはずです。

▲「デザートはタルト・タタンがいいな」なんて

今回は、川副が思う「とっておきの1問」をご紹介しました。過去の「なんかクイズ出してよ」には他のライター陣の力作が掲載されていますので、ぜひご覧ください!

【前回の記事はこちら】

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この記事を書いた人

川副 啓太

京都大学文学部4年の川副です。日々の一コマが少し楽しくなるようなクイズをお届けできればと思います。よろしくお願いします!

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