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令和2年にこんにちは。スマホの予測変換が未だに「令和」を一発変換してくれないまま、令和2年になってしまいました。

QuizKnock編集部です。

さて、フォームにお寄せいただいた、読者の皆様からの質問にお答えする「QuizKnock相談所」。今回は第4回です。

さまざまなライターが、あらゆる視点でお答えしていきます!

※記事化に伴って、投稿時の文章を一部改変している場合があります。また、質問者の学年等は投稿時のままのため、現在とは異なる場合があります。ご了承ください。

質問「参考書を読みすすめるには……」


「焦らないように」というサインだ

専門書はそうなりがちですよね……。

逆に言えば、著者の想定は「この単語の意味はわかるという前提でついてきてね」ということだと思います。つまり、用語や法律の概要が頭にすぐ浮かばないのであれば、まだその章の内容を理解する素地ができていないのではないでしょうか。

スピーディに読み通すことは「勉強している感」には繋がりますが、ゆっくり理解しつつ読む読み方もまた、実のあるものです。登場する語や法律を少しずつ暗記していけば、著者の伝えたい知識が受け取りやすくなるはず。ノートにまとめるなどして暗記し、ゆっくり進むのはどうでしょうか。


質問「苦手科目を勉強するモチベーションの上げ方」


勉強全体のモチベを保てれば良い

持論ですが、苦手科目のことを好きになる必要はありません。モチベが上がらなくても良い。ただ、受験勉強自体へのモチベさえ上がれば、「嫌いだけどやらなきゃ」という上手なお付き合いができるようになります。

その結果として、最初は好きな科目をやってペース掴んで、調子が出てきたところで1時間だけ物理やる、みたいなところまで行ければ最高です。「しなきゃいけない」ではなく「しゃーねぇ、やってやるか」くらいの上から目線で物理と付き合ってみてください。


逃げても良いんじゃないですか?

極論を言うと、受験勉強においては苦手科目って、別に勉強しなくても良いんですよね。たとえば英語が得意なら、もし英語で満点を取ってしまえば、物理がボロボロでもどうにかなることが多いでしょう。

ただし一般に、得意科目よりも苦手科目の方が、点数ののびしろが大きいです。英語で満点取るの、大変ですよ? 物理を捨てて英語だけで勝負する覚悟はありますか?


分かった喜びを実感することが大切

まず得意不得意にかかわらず、それまでに分からなかったことが理解できたときに「すごいぞ!」と自分を褒め、家族など親しい人とその喜びを分かち合ってください。

この習慣をつけると、わからないことが多い苦手教科の方が褒められる機会が多いため、苦手教科に対するモチベーションが上がります。


自分と向き合おう

「苦手」をじっくり分析してみましょう。物理のどの分野が苦手なのか、どこでつまづいているのかといった点です。どうしたら良いか分かれば、モチベーションにつながるはずです。

また分析してみて根本的に無理となったら、逃げきってしまうのも手です。国数英とは異なり、高1の時点ならば物理は試験科目から外すことも可能です。中途半端が一番良くないので、覚悟を決めてやってみましょう。


苦手と思わないこと

あくまで持論なので参考程度に聞いてほしいですが、ある科目を苦手だと思っていると永遠に苦手のままです。

私は高2の冬まで古典がめちゃめちゃ「苦手」でしたが、「得意にしてやろう!」と思って文法書を読みまくった結果、高3のはじめのテストで学年2位まで古典の成績を上げ、「得意」にしてやりました。

しっかりと勉強してその科目に対する「自信」をつけ、得意にしてやりましょう。


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