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[法務省]人権問題は決して、自分以外の「誰か」のことではありません。
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こんにちは! QuizKnockの鶴崎です!

「思い出のクイズ」では多くの人が、思い出の正解について語っているようです。でも、私は自分の正解をすぐに忘れてしまいます。早押しして休憩したらもう思い出せないくらい。

▲(「【200万人登録記念】過去動画覚えてる?完全再現クイズ!」より)

なので、私は自分が作った問題の思い出をお話ししようと思います。自分が作った問題もだいたいは忘れているのですが、早押しに比べればしっかり記録が残るので、思い出しやすいです。

ということで問題!

2019/08/31出題

Q.今日から先、最初に来る日本競馬のGⅠジーワンレースは何でしょう?

A.スプリンターズステークス

この問題はかなり気に入っている問題で、これまでに計3回出題しています。1回は仲間内に向けて、1回は「Megalomania Tokyo -Prototype-」(私と水上颯が主催するクイズ大会「Megalomania Tokyo」の原型となったクイズ企画)内で、1回は「12時間クイズ 2021」で出しました。いずれも夏に行われた企画です。

▲12時間クイズで出した時の様子はこちら

この問題の面白ポイントを3つに分けて紹介します。

「夏に出したから」面白い!

この問題をいま出してもあまり意味はありません。記事の公開日である2023年12月23日に出せば、違うレースが答えになります。

この問題のキーポイントは、「夏はGⅠレースがない」ということにあります。GⅠレースは2月のフェブラリーステークスから始まり、6月下旬の宝塚記念でいったんなくなって、その次は秋に行われるスプリンターズステークスを待つということになります。なので、この問題を夏に出すことで「夏ってGⅠレースないよね」という意味合いをもたせることができます。

「今日」が入っているのが面白い!

「秋はスプリンターズステークスまで待たないとGⅠレースがない」ということを伝えるなら、

Q.例年9月下旬から10月上旬に行われ、秋競馬のGⅠ初戦となる、中山競馬場の短距離レースは何でしょう?

A.スプリンターズステークス

とすることもでき、これはこれで悪くないと思います。でも、「今日から先」にすることによって、ライブ感というか、いま出題されている! という特別感のある問題にできたと思います。

「あの日の自分が出したから」面白い!

自分が知ったことを適切なかたちで演出して問題にできたというのが、スプリンターズステークスの問題を当時気に入った理由なのですが、たぶんいまの私はこの問題を作りません

この問題を作った当時は、競馬についてほとんど知識がありませんでした。今は、競馬を調べたこともあるし、レースを観たこともあるし、『ウマ娘 プリティーダービー』もやったので、夏にGⅠレースがないなんてことは私の中で当たり前の事実になってきました。だから、いま競馬の問題を作るなら、もうちょっと深掘りした別の知識を出すような気がします。

そう考えると、スプリンターズステークスの問題は、競馬を全く知らなかった頃の自分というものがあらわれた問題です。この問題を振り返ると、自分の変化を感じることができるという点で、当時の自分はなかなかいい問題を作ったなという思い出になっています。

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この記事を書いた人

鶴崎 修功

つるさき・ひさのり です。東京大学数理科学研究科の博士課程学生です。 クイズを通して私と読者の皆さんが一緒に知に触れていけるような活動をしたいと思っています。

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