待たせたな


ボクの!?
つけてみようか。

心臓
まずは、全身の恒常性(体内が一定の状態に保たれている性質)の維持には欠かせない心臓がこちら。

大きさは握りこぶしより少し大きいくらいとよく表現されます。
上部が複雑な形をしているのはさまざまな血管に繋がっているため。頭から足先まで、私たちの身体は血液を通してあらゆる箇所で物質のやりとりをしています。心臓はそんな大事な血液を全身に絶え間なく送り出すはたらきをしています。
心臓から血液を送り出し、心臓に戻ってくるまでの経路は大きく分けて2つあります。
1つは、酸素濃度の高い動脈血を全身に送り出し、全身に酸素を与え、代わりに二酸化炭素を受け取って心臓に戻ってくる体循環です。

もう1つは、体循環から心臓に戻ってきた二酸化炭素濃度の高い静脈血を肺に送り、肺でガス交換をして酸素を補給する肺循環です。

ここで、肺循環のややこしいポイント。肺動脈は、心臓から出ているので「肺“動脈”」という名前ですが、全身を巡った後の“静脈血”が流れています。
横から見るとちょっと縫い目が荒いですが……しかし、それが血管のように見える場所もあり、かえって味が出ています。

からだの中の位置としては、ホネさん側から見たときにやや左よりのこのあたり。先が少し傾くように配置します。横から見たときは胸側にあります。

肺
お次は、主に空気と循環血液とのガス交換が行われる肺です。

右肺と左肺の2つがありますが、それぞれ他の臓器との位置関係により、ほんの少し大きさや長さが異なります。実は左右対称ではないんですね。

また、表面には明瞭な切れ込みがあり、この切れ込みによって肺葉に区切られます。

肺は肋骨いっぱいに詰まっており、実物の表面には肋骨による圧痕が確認できるほど。

胃・小腸・大腸
次は、食べ物を消化する臓器(消化器)を見ていきましょう。まずは、消化された物が直接通る管(消化管)の胃と小腸と大腸です。

胃は大きさには個人差がある上、口から摂取した食物が貯まるため変動もするのが特徴。小腸の長さは約6m、直径が2.5~4cmで、大腸の長さは約1.5m、直径が7.5cmもあります。

そして、私は制作が終わった後に気付いてしまいました……
かわいいかわいい盲腸を作り忘れたことに!!
盲腸には、リンパ系の器官である虫垂という細長い突起物がついており、これがしっぽのように見えてかわいいのです。
デフォルメするとは言っていたものの、“盲腸のファン”が一定数いることを認識している私は自責の念に駆られました。

気を取り直して、位置関係としては、胃の下側に小腸が折りたたまれて収まっており、小腸を大腸が取り囲んでいます。

肝臓・膵臓
そして最後に、肝臓と膵臓です。これらは消化器の中でも消化腺に分類され、消化液を分泌します。
肝臓は人体で最も大きな内臓で、かつ最も多くの機能を持った臓器の1つです。
大人の肝臓は体重の約1/50あり、およそ1〜1.5kgもあります。役割は以下の通り。

一方の膵臓は、消化酵素を外分泌したり、ホルモンを内分泌したりしています。長さは15cmほどで、表面がボコボコしているのが特徴です。
さらに、本来作る予定はなかった胆のうを“筆者が好きだから”という理由だけで作ってしまいました。

胆のうは胆汁を貯蔵し凝縮するはたらきがあり、肝臓の下面にあるくぼみにはまっています。チラッと見える姿が愛らしいですね。
肝臓は横隔膜のすぐ下、膵臓は胃の後ろに位置します。

人体模型完成
さて、一通りそれぞれの臓器の紹介が済んだところで、みなさんお待ちかね、作ったぬいぐるみを全てホネさんに詰め込んでみましょう!




てなわけで、ホネさんの機嫌を取り戻せてよかった。これにて一件落着。
またお会いしましょう。

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