クイズ(と選択肢)の解説
Q1:カレンダーでよく見かける曜日の略し方。「?」に入るのは?
答えはMON。つまり、「東問」の選択肢を選べば正解です。
▲カレンダーには「もん」が隠れている
カレンダーに英語で曜日を表記する際は、よく以下のように最初の3文字のみを用いた略称が使われています。月曜日は英語でMondayということで、空欄に入るのは「MON」でした。
▲各月の英語表記と略し方
曜日のほか、それぞれの月の名前(1月はJanuary、2月はFebruary、……)も、カレンダーでよく見かける英単語。つづりを間違えずに12カ月分書けますか? ぜひチャレンジしてみてください。
Q2:「自分から何かをしゃべるときにはうっかり口を滑らせてやすい」という意味のことわざ、「Aうに落ちず語るに落ちる」。Aに入るのは?
あまり聞き慣れない言葉という人も多かったのではないでしょうか。答えは「問うに落ちず語るに落ちる」。「東問」の写真が正解でした。
「問うに落ちず語るに落ちる」とは、「人は問いただされても用心してなかなか話したがらないが、自分から喋っている時にはつい余計なことまで話してしまう」という意味のことわざです。
▲何の気なしに話していると……
こちらの画像では、「ケーキ食べたでしょ!」と問い詰められてもシラを切っていた人が、喋っているうちにうっかり口を滑らせたため、ケーキを盗み食いしたことがバレてしまいました。人と話す時は調子に乗って余計なことまで口走ってしまわないよう、気をつけたいものですね……。
▲編集部より:クイズ大会の写真でした
Q3:隅田川にかかる「AB橋」。AとBに入るのは?
東京スカイツリーを望むこちらの橋の名前は、「言問橋」。ということで「東言」がA、「東問」がBとなる選択肢が正解です。
▲クイズが強そうな橋だ
橋の名前は、平安時代の有名な歌人・在原業平が詠んだこんな和歌に由来するとされています。
都から離れた地で見かけた「都鳥」に対し、愛しい人を想う気持ちが投げかけられた歌、素敵ですね。ちなみに「ミヤコドリ」という鳥は実在しますが、この歌が読まれた場面に都鳥として登場するのは全く別の種の「ユリカモメ」とされるそうです。
Q4:フランス語で「山」を意味するのは?
正解は「mont(モン)」ということで、「東問」の選択肢が正解でした。段々と見分けるのが大変になってきましたね。
フランス語で「山」は、montagne或いはmontといった単語を用いて表されます。montは「〜山」などの固有名詞を表す際によく用いられています。「白い山」という意味の「Mont Blanc(モンブラン山)」や「聖ミカエル(旧約聖書に登場する大天使)の山」という意味の「Mont Saint-Michel(モン・サン・ミッシェル)」などは、私たちにも聞き馴染みのある名前ですね。
▲モンブラン山(左)とモン・サン・ミッシェル(右)
Q5:新美南吉の童話に登場する、いたずら好きのキツネの名前は?
答えは『ごんぎつね』ということで、「東言」の写真を選べば正解だったのですが……。もはや区別不可能な二択が登場してしまいました。
▲答えは分かったのに……という人、ごめんなさい!
『ごんぎつね』は今からおよそ90年前の1932年、雑誌『赤い鳥』にて発表されました。今でも小学四年生の国語の教科書に掲載されるなど、広く読み継がれる名作です。
いたずら好きのこぎつね「ごん」と貧しい村人「兵十」との、ちょっと切ないお話。インターネットに全文が公開されているので、気になる方はぜひもう一度読み返してみてください。
「選択肢が双子の二択クイズ」、いかがでしたか? 「クイズはわかったのに見分けられなかった!」という方、ぜひもう一度チャレンジしてみてくださいね。
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