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解説

正解は「ハシビロコウ」でした。

▲こんな鳥 via Wikimedia Commons Diego Tirira from Quito, Ecuador CC BY-SA 2.0

ヒント1:成長すると眼の色が変わる

つぶらな瞳のハシビロコウ。実は成長するにつれ、眼の色が変化していきます。幼鳥は茶色、若鳥は黄色、そして大人のハシビロコウは青色の眼をしています。

日本では、東京の上野動物園などでハシビロコウに会うことができます。見かけたときは、ぜひその眼の色にも注目してみてください。

ハシビロコウを観察していると、突然白目をむいたような顔になることがあります。これは、「瞬膜しゅんまく」と呼ばれる薄い膜が眼を覆うことによる現象です。瞬膜は「第三のまぶた」とも呼ばれ、水や砂から眼を守る働きがあります。

▲膜だと分かっていてもドキッとする via Wikimedia Commons Olaf Oliviero Riemer CC BY-SA 3.0

ヒント2:くちばしを鳴らしてコミュニケーションをとる

ハシビロコウやコウノトリなどの鳥は、威嚇求愛のためにくちばしをガタガタと鳴らすことがあり、これを「クラッタリング」と呼びます。ハシビロコウはくちばしが立派なだけあって、クラッタリングの音量もなかなかのもの。

動物園では、お気に入りの飼育員さんにクラッタリングやおじぎのような動作で愛情表現をすることもあるようです。

ヒント3:獲物を仕留めるために動かず待つ

ハシビロコウといえば、「動かない鳥」として有名です。その理由はズバリ、狩りのため。ハシビロコウの主な獲物はで、水面に上がってきたところを捕まえます。下手に動けば魚に逃げられてしまうため、時には雷雨の中でも微動だにせず、数時間待ち続けることもあります。

ちなみに、空を飛ぶイメージのあまりないハシビロコウですが、狩りの場所を変えるときなどに100〜500mほど飛んで移動することはあるようです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。ぜひ次回の「今日の一問 理科編」にも挑戦してください!

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この記事を書いた人

木村 真実子

東京大学3年生の木村です。生物素材化学について勉強しながら、作問したり早押ししたりしてクイズを楽しんでいます。好きなものはJ-POP・広島東洋カープ・フクロウなど。身の回りを見渡すのが少し楽しくなるような記事を目指します。よろしくお願いします。

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