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解説
正解は「火山灰」でした。
火山灰は、火山が噴火する際に放出される、直径2mm以下の細かい粒状の物質のことです。
火山灰一粒一粒の大きさは小さいものの、その中にはガラス質の破片や鉱物なども含まれており、吸い込むと健康上大きな被害を受けてしまう可能性もあります。そのためにも、仮に火山灰を浴びてしまうような状況に置かれた場合は、マスクをしっかり装着して身を守りましょう。
そんな人類にとっては厄介な火山灰。しかし中には、そんな火山灰の影響を活かした産業を行っている地域も存在します。
その代表例が、大きなサイズで有名な桜島大根を栽培している鹿児島県。桜島は現在も火山活動が活発であり、その周辺の土壌には火山灰も混じっています。一見、このことは農作物にとって良くないことだと思えますが、大根栽培においてはこの限りではありません。
桜島の周辺に広がる火山灰土壌には、ところどころ穴が開いた軽石という物質が含まれています。この穴によって地中の空気の通りや水はけがよくなるのです。保水性や通気性が重要な大根栽培において、この土壌とはとても相性が良いというわけですね!
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