問題の解説
第1問
【ブラックホールが星を飲み込む際、星が細長く引き裂かれる現象を、俗に何というでしょう。】
正解は「スパゲティ化現象」でした。
ヨーロッパの天文学者が、星がブラックホールに飲み込まれる際に細長く引き裂かれるという、スパゲティ化現象を確認したと発表しました。
これを受けてESO(ヨーロッパ南天天文台)では、スパゲティ化現象のイメージ画像を公開しています。
1/ Using ESO telescopes and other facilities, astronomers have spotted a rare blast of light from a star being ripped apart by a supermassive black hole.
— ESO (@ESO) October 12, 2020
Illustration credit: @ESO /M. Kornmesser https://t.co/SZhVL6Hdga pic.twitter.com/57NJcGKd3w
天文学者は、チリにあるESOの望遠鏡を使い、およそ2億1500万光年離れた場所にあるブラックホールで観測したとのことです。
さてさてお時間ある方は、様々な〇〇現象を集めた、こちらの記事もお楽しみください。
第2問
【スーパーコンピューター「富岳」で、新型コロナウイルスの飛まつの広がりに関するシミュレーションが行われました。ウイルスがより広がりやすい状況は、次のどちらでしょう。】
正解は「湿度が低い時」でした。
理化学研究所などの研究チームが、スーパーコンピューター「富岳」を使い、新型コロナウイルスの飛まつの広がりについて分析し、その結果を公表しました。
これによると、1.8mの距離で対面して座っている状況下で、向かいの人にかかる飛まつの数は、湿度が90%の時に対して、湿度が30%の時では3倍多くなるという結果となっています。
これは、湿度が低いと飛まつが小さくなり拡散しやすくなるためで、乾燥しやすくなる冬に向け、加湿の重要性がわかる結果となりました。
また飲食店を想定した検証では、対面して座る場合と、隣に座る場合では、隣に座るケースの方が多くの飛まつがかかると明らかになりました。その差は、5倍もあるとのことです。
第3問
【発売当初の商品名は「チョコテック」。「2019年に世界で最も売れた、チョコレートコーティングされたビスケットのブランド」でギネス世界記録に認定された商品は何でしょう。】
正解は「ポッキー」でした。
13日、人気のチョコレート菓子「ポッキー」が、「2019年に世界で最も売れたチョコレートコーティングされたビスケットのブランド」として、ギネス世界記録に認定されたことが発表されました。
江崎グリコの発表によると、2019年のポッキーの世界売上高は、5億8990万ドル(およそ622億円)となっています。
これを受けて同社では、ギネス世界記録認定のラベルが描かれたポッキーを、世界同時発売します。
1966年に発売開始したポッキーですが、試作品のテストセール時点では「チョコテック」という商品名でした。その後、プレッツェルが折れた時の音をイメージした、「ポッキー」に改名されています。