問題の解説
第1問
【日本の絵本としては初となる、累計発行部数700万部を超えた、松谷みよ子が文を、瀬川康男が絵を担当している、赤ちゃん絵本は何でしょう。】
正解は『いないいないばあ』でした。
11月24日付で、赤ちゃん絵本『いないいないばあ』の累計発行部数が、701万7500部となりました。
日本の絵本が700万部を達成したのは初めてのことで、文字通り「日本で1番売れている絵本」となります。
『いないいないばあ』は、児童文学作家、松谷みよ子さんが文を、絵本画家の瀬川康男さんが絵を担当する、乳児向けの絵本です。「0歳からの絵本をつくりたい」との思いで、1967年に発行されました。
【1967年刊行】日本の絵本で初『いないいないばあ』700万部突破https://t.co/VsTGWwTMyv
— ライブドアニュース (@livedoornews) November 24, 2020
顔を隠したネコやクマが、次のページで「ばあ」と顔を出すシンプルな構成で、半世紀以上にわたって親しまれ続けてきた。 pic.twitter.com/nznzetEzb0
誤答選択肢の『ぐりとぐら』は、中川 李枝子・作、大村 百合子・絵の作品。『ねないこだれだ』は、せなけいこ・作と絵の作品です。いずれも『いないいないばあ』と比べると、やや高い対象年齢層が設定されています。
第2問
【映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が、国内の歴代興行収入ランキングで3位に。では、国内の歴代興行収入ランキング1位の作品は何でしょう。(2020年11月24日時点)】
正解は『千と千尋の神隠し』でした。
24日、10月16日公開のアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の、最新の興行収入などが発表されました。
公開から39日間で、観客動員数は1939万7589人。興行収入は、259億1704万3800円に到達しています。
これにより、日本では2014年に公開の映画『アナと雪の女王』(255億円)を超えて、国内歴代興行収入の3位となりました。
ちなみに、国内歴代興行収入の1位は『千と千尋の神隠し』の308億円、2位は『タイタニック』の262億円ですが、これらの更新も期待されています。
映画『#鬼滅の刃』国内興収歴代3位に❗259億円突破で『アナ雪』超えhttps://t.co/1AKwrNpwBP
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) November 24, 2020
1.千と千尋の神隠し
2.タイタニック
3.鬼滅の刃
4.アナと雪の女王
5.君の名は。
6.ハリーポッターと賢者の石
7.ハウルの動く城
8.もののけ姫
9.踊る大捜査線 THE MOVIE 2
10.ハリーポッターと秘密の部屋 pic.twitter.com/giGJdljugW
第3問
【自民党は、国民投票法の改正案について、今月26日に質疑と採決を行いたいと野党側に提案しました。さて、「国民投票法」とはどのような法律でしょう。】
正解は「憲法改正の、手続きを定めた法律」でした。
自民党は24日、国民投票法改正案について、26日に審議、採決することを野党側に提案しました。
国民投票法とは、「日本国憲法の改正手続に関する法律」のことで、この法律は2007年に成立、2010年に施行されています。
今回の改正案では、投票の利便性向上に重きが置かれており、国政選挙(国会議員を選ぶ選挙)や地方選挙(都道府県や市区町村の議会の議員を選ぶ選挙など)と同様に、共通投票所(駅や商業施設に設置できる投票所)の設置を可能にすることなどが盛り込まれています。
誤答選択肢ですが、日本は現在、首相公選制(国民が直接、内閣総理大臣を選ぶ制度)ではありません。憲法第67条に、「内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する」と規定されています。
また日本では、国政選挙や地方選挙において、オンライン投票はできません。