問題の解説
第1問
正解は「着ると体のサイズを自動で採寸する」でした。
ファッションサイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイから、着るだけで体のサイズを自動採寸してくれるボディスーツが発表され話題となっています。
この「ZOZOSUIT」は、ボディスーツに取り付けられた15000個の伸縮センサーが体のサイズを読み取って採寸し、その計測データをスマートフォンで表示します。
また計測データを元に直接、スタートトゥデイの自社ブランド「ZOZO」の商品が購入できるため、試着なしに自分の体に合ったサイズの服が購入できるようになります。
「ZOZOSUIT」は現在、公式サイトから無料配布(送料200円)が行われています。ZOZOTOWNアプリがあれば予約注文できますので、興味ある方はぜひ。
あなたの身体の寸法を瞬時に採寸することのできる
— ZOZOTOWN (@zozojp) 2017年11月22日
伸縮センサー内蔵の採寸ボディースーツ『ZOZOSUIT』を
本日より予約受付開始しました。
ZOZOSUITから始まる新しいファッションの世界をどうぞお楽しみください。 https://t.co/HY9dukK4N4
第2問
正解は「ゴルフ場利用税」でした。
とかく増税が話題となる中で珍しく、ゴルフ場利用税の廃止を求める決議を、自民党の議員連盟が採択しました。
ゴルフ場利用税は、ゴルフ場を利用する人に、1日あたり800円が課される税金です。
「ゴルフは贅沢なスポーツである」との理由でこれまで存続していましたが、ゴルフは国民の1割が親しむ生涯スポーツであり、ゴルフだけが贅沢というのはおかしいとのことで廃止を求めるとしています。
その一方で、2017年8月24日付の日本経済新聞の記事を読むと、ゴルフを楽しむ人の年代別構成比は、60代が23.1%、70代が29.7%と、高齢者層に偏っていることが分かります。
ゴルフ場利用税の廃止で恩恵を受けるのが主に誰かと考えると、今後は税の公平性の観点で論争が起きることもありそうです。
第3問
正解は「札幌市」でした。
JOC(日本オリンピック委員会)の竹田恒和・会長と札幌市の秋元克広・市長が会談し、札幌市が、2026年の冬季オリンピック開催地に立候補する準備を始めることになりました。
正式な立候補はまだで、立候補の1段階前にあたる「対話ステージ」への参加を決めています。
対話ステージでIOCのアドバイスを受けながら招致計画の作成などを行い、2018年10月までに、正式に立候補するか判断することになります。
しかし、2018年冬季五輪は韓国の平昌(ピョンチャン)での開催、2020年夏季五輪は日本の東京での開催と、東アジアでの開催が続いており、招致レースでは不利との見方もあります。
東京五輪でも問題視された財政面での負担も懸念材料で、正式な立候補には、市民の大きな後押しが必要と見られます。