問題の解説
第1問
正解は「全国民が街の清掃を行う、クリーニングデイ」でした。
西アフリカのシエラレオネで5日、全国民が一斉に清掃に取り組む初の「クリーニングデー」が実施された。「クリーニングデー」は… https://t.co/HE0np6wfhF
— AFPBB News (@afpbbcom) 2018年5月6日
アフリカ西部に位置するシエラレオネは、世界で最も平均寿命が短いともいわれる国で、経済的にも低水準にあります。
また保健衛生環境は劣悪で、道路にごみが散乱していることも珍しくなく、マラリアなど感染症のリスクが極めて深刻となっています。2014年から2015年には、エボラ出血熱の流行でも話題となりました。
そこでシエラレオネ政府は毎月第1土曜日を「クリーニングデイ」とし、午前7時から正午までの間、国民は清掃活動に従事することとなりました。
同様の試みは過去にも行われていましたが、内戦やクーデターが続いたのが原因で、1996年以降は実施されていませんでした。
第2問
正解は「ハワイ島」でした。
3日、観光地として知られるハワイ島のキラウエア火山で噴火が発生し、現在も噴火が続いています。ハワイ州では非常事態宣言が出され、多くの住民が避難しています。
また5日には、噴火活動に関連したものとみられるマグニチュード6.9の地震も発生しており、現地では警戒が続いています。
「キラウエア」の語源は、ハワイ語で「噴き出す」のような意味です。このことでもわかる通り、キラウエア火山は断続的に噴火が続いている活火山です。
ここ200年で100回以上噴火したともいわれており噴火自体は珍しくありませんが、今回のような大規模のものは稀です。
ちなみに、キラウエア火山があるハワイ島の大きさは、およそ10400km2。日本で例えると、岐阜県(10600km2)くらいの大きさです。
第3問
正解は「世界に1本しかない」でした。
世界に1本しかない「ミヤマカスミザクラ」見頃https://t.co/lZt6REERoe#科学・IT
— 読売新聞YOL (@Yomiuri_Online) 2018年5月6日
山形県山形市にある山形市野草園で、「ミヤマカスミザクラ」が満開となり、話題となっています。「ミヤマカスミザクラ」は、2種類のサクラが自然交配した雑種で、2012年に新種に認定されました。
世界的にも他に例がないため、同園の「ミヤマカスミザクラ」は世界で1本だけの木、となります。そのため咲いた花は、「世界で一つだけの花」として人気となっています。
ちなみに誤答選択肢の「世界で最も長寿な樹木」は、インヨー国立森林公園にあるブリスルコーンパイン(松の一種)で、樹齢は5062年(2012年時点)です。
また「世界最大の花が咲く」のは、「花」の定義で違いがありますが、ラフレシアまたはショクダイオオコンニャクとされています。