問題の解説
第1問
【アメリカのワシントン州で、従来の埋葬と火葬に加えて、新たな葬儀方法が合法化されました。この方法では、遺体を何に変化させるのでしょう。】
正解は「堆肥」でした。
21日、アメリカのワシントン州で、遺体を園芸用の土に”再構成”する葬儀方法が合法化されました。
この方法では、木材のチップやアルファルファ、わらなどが詰まった棺に遺体を入れます。すると30日以内に、骨や歯を含むあらゆるものが微生物により分解されて、栄養豊富でふかふかの堆肥になるそうです。
米国初、人の遺体を園芸用土にする埋葬方法を合法化 ワシントン州 https://t.co/UDkqr8eH9i
— AFPBB News (@afpbbcom) 2019年5月22日
このような葬儀が認められた背景の1つに、環境問題があります。現在認められている火葬や埋葬に比べて、CO2排出量が抑えられるとのことです。
第2問
【国外では最大規模となる日本漫画展が開かれることになった大英博物館に収蔵されている、ヒエログリフ解読の手掛かりとなった石板は何でしょう。】
正解は「ロゼッタ・ストーン」でした。
イギリス、ロンドンにある世界最大級の博物館、大英博物館で、日本の漫画作品の展覧会が開かれることになりました。
これは国外開催のものとしては最大規模で、漫画家およそ50人の、70作品ほどが展示されます。期間は、5月23日から8月26日まで。
大英博物館は基本的に入場料無料の博物館ですが、今回の展示については19.5ポンド(およそ2723円)の入場料が必要です。
誤答選択肢の「シャロン・ストーン」「エマ・ストーン」はいずれも、アメリカの女優です。
シャロン・ストーンの代表作には『氷の微笑』『カジノ』などが、エマ・ストーンの代表作には『ラ・ラ・ランド』『女王陛下のお気に入り』などがあります。
第3問
【米ボクシング専門誌で井上尚弥選手が4位に選出された、「全階級の選手の中で、仮に体重差が無かった場合に最も強い者は誰か」を表す、称号・指標を何というでしょう。】
正解は「パウンド・フォー・パウンド」でした。
先日、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ準決勝に勝利した井上尚弥選手が、アメリカのボクシング専門誌『リング』の最新版パウンド・フォー・パウンドで、4位に選出されました。
やばい!これは凄く名誉ある事だ。。
— 井上尚弥 Naoya Inoue (@naoyainoue_410) 2019年5月21日
井上尚弥、全階級最強ランク4位浮上! 米リング誌PFPで自己最高、ゴロフキンら抜く | THE ANSWER https://t.co/kaSZ5puqVu
ボクシングの試合は、体重の違いによる能力差をなくすため、体重別の階級制で行われます。そのため、各階級ごとにチャンピオンやランキングが存在します。
パウンド・フォー・パウンド(PFP)は、「もし体重差が無かった場合、全階級の選手の中で最も強いのは誰か」という、仮定のもとで与えられる称号であり、ランキングです。
『リング』誌はボクシング雑誌の世界的な権威で、同誌のPFPランキングに名前が挙がることは、世界的な名誉といえます。
なお、誤答選択肢の「キング・オブ・キングス」は、パチンコチェーン店の名前だったり、ゲームソフトの名前だったりします。
また「マスター・オブ・マスター」は、『キングダム ハーツ』シリーズの登場キャラクターだったり、『アイドルマスター』シリーズのベストアルバムのタイトルだったりします。