問題の解説
第1問
正解は「小学校1年生から始めた貯金」でした。
昨日、神奈川県横須賀市の市役所に70代から80代とみられる男性が現れ、職員にリュックを手渡し、立ち去りました。職員が確認すると、中には現金6000万円と手紙が入っていたとのことです。
手紙には「小学校1年生から始めた貯金を寄付したい」ということや「匿名希望」であることなどが書かれていました。市は6000万円を寄付金として扱い、匿名の男性に感謝の意を示しました。
【寄付】高齢男性が市職員にリュック渡し立ち去る、中には6000万円https://t.co/5Un7K3uuta
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 17, 2021
リュックの中には、「小学校1年生の時から始めた貯金です。寄付します」などと書かれた手紙が入っていた。「匿名希望」だといい、横須賀市は寄付金として取り扱う。 pic.twitter.com/dwxYUji6UB
第2問
【建築現場でアスベストを吸い込んだことによる健康被害について、最高裁判所で初の判決が下されました。次のうち、この問題の原因となったアスベストはどちらでしょう。】
正解は下の画像でした。
アスベストは天然から採掘される繊維状の鉱物で、「石綿」という別名があります。加工しやすく、防火性・保温性などに優れるため、かつては建材や絶縁材に広く利用されていました。
しかし、後になってアスベストの繊維を吸い込むと肺に沈着し、肺がんなどを引き起こすことがわかり、かつて建築現場で働いていた労働者は国と建材メーカーを相手取り、集団訴訟を起こしていました。
17日、最高裁判所はアスベストによる健康被害について、国と一部の建材メーカーの賠償責任を認める判決を初めて下しました。年間500人から600人ほどの労災認定が行われるアスベスト問題について、被害者の救済が一歩前進する結果となりました。
【速報 JUST IN 】建設アスベスト 国と企業の責任認める 最高裁が初判決 #nhk_news https://t.co/vta5y6V8y7
— NHKニュース (@nhk_news) May 17, 2021
第3問
【外務省は17日、パレスチナのガザ周辺に関する危険情報を「退避勧告」に引き上げることを発表しました。さて、この危険情報は全部で何段階に分かれているでしょう。 】
正解は「4段階」でした。
外務省は渡航や滞在などで注意が必要とされる国について、安全対策の目安となる「危険情報」を発表しています。この危険情報は「特別な注意が必要」「不要不急の渡航の中止」「渡航中止勧告」「退避勧告」の4段階からなります。
10日よりパレスチナ自治区のガザとイスラエルの間でロケット弾を用いた激しい攻撃が繰り広げられ、住宅や住人に多数の被害が生じています。
これを受け外務省は17日、ガザ地区に対する危険情報を最も危険な「レベル4:退避勧告」に変更したことを発表しました。ガザ地区への退避勧告は2014年7月以来となります。
外務省は17日、イスラエルとパレスチナの戦闘激化に伴い、パレスチナ自治区ガザとその周辺を危険情報で最も高いレベル4(退避勧告)に引き上げたと発表しました。同自治区への渡航はどのような目的であれ中止し、滞在者には退避するよう求めています。https://t.co/wrakoMbJlO
— 時事通信国際ニュース (@jiji_gaishin) May 17, 2021