問題の解説
第1問
【市の人口が、神戸市を上回って政令指定都市中「6位」となった市は、どこでしょう。】
正解は「川崎市」でした。
2019年5月1日時点で、川崎市の人口が、神戸市の人口を上回ったことが分かりました。これにより、政令指定都市の中では川崎市が6位、神戸市が7位の人口となりました。
4月1日時点では、神戸市の人口が川崎市を394人上回っていましたが、5月1日には川崎市が152万6630人、神戸市152万4749人と、1881人逆転しています。
ちなみに政令都市の人口トップ10は、上から順に横浜市、大阪市、名古屋市、札幌市、福岡市、川崎市、神戸市、京都市、さいたま市、広島市です。
神戸市の人口が、2015年に福岡市を下回ったのに続き、2019年5月時点では川崎市にも逆転され政令指定都市7位になりました。若者を中心に大阪や首都圏への流出が進んでいます。https://t.co/X3ORSW1lvM pic.twitter.com/oxfrUj0T2g
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) May 15, 2019
第2問
【原油パイプラインが無人機による攻撃を受けた、日本の輸入原油のおよそ4割を供給している、中東の国はどこでしょう。】
正解は「サウジアラビア」でした。
サウジアラビアは14日、国内の原油パイプラインが、無人機による攻撃を受けたと発表しました。攻撃は、パイプラインにあるポンプ場2か所を狙ったもので、火災など軽微な被害が出ています。
これは、イランの支援を受けているイエメンの反政府勢力組織「フーシ派」の犯行と見られており、「フーシ派」も攻撃について認めています。
なお、サウジアラビアのエネルギー産業鉱物資源大臣は、攻撃による原油の生産や輸出への影響はないとしています。
ちなみに12日にも、UAE沖でサウジアラビア籍のタンカーが攻撃される事件が起きています。こちらについては、関与が疑われる国や組織について、まだ判明していません。
サウジアラビアは、日本にとって最大の原油供給国です。2017年のデータでは、日本の輸入原油のおよそ40%が、サウジアラビアから調達されています。
第3問
【2020年のお題が「望」(のぞみ)と発表された、例年1月に皇居内で催される、天皇皇后両陛下の御前で短歌を披露する宮中行事を、何というでしょう。】
正解は「歌会始の儀」でした。
新春恒例の宮中行事「歌会始の儀」について、宮内庁は2020年のお題を、「望」(のぞみ)と発表しました。
歌会始の儀は、例年1月上~中旬に皇居内で開催されます。あらかじめ天皇が決められたお題の文字を含む短歌が公募され、その預選者(入選した短歌の作者)が天皇や皇族の御前で短歌を披露する、というものです。
詠進(短歌を差し出すこと)は誰でも可能で、一人一首、未発表のものを半紙に毛筆で書いて、宮内庁宛に応募します。ただし、海外の方や障がいのある方については、毛筆でなくても差し支えありません。
今回は短歌に「望」の文字を詠み込むことが必須となりますが、「望」は「希望」のように熟語として使っても、「望む」にように訓読しても大丈夫です。
募集の詳細については、宮内庁のウェブサイトで確認することができます。