問題の解説
第1問
正解は「marimekko」でした。
衣料品大手のユニクロと、女性に人気のファッションブランドmarimekko(マリメッコ)がコラボすることになりました。
marimekkoはフィンランド発祥のブランドで、衣服だけでなく雑貨も人気です。余談ですが、筆者がいつも使っているマウスパッドもmarimekkoです。
ケシの花をモチーフにした「ウニッコ」のデザインが有名で、フィンランドでは「ウニッコ」デザインの記念硬貨(10ユーロ)が発行されたこともあります。
大胆な色使いで植物などを描いた柄で知られるフィンランドのブランド「マリメッコ」のデザインを採り入れた衣料品や雑貨を、ユニクロが30日から売り出します。ユニクロ限定柄の商品もあるそうです。https://t.co/JaOnAkmNhW pic.twitter.com/70dhYSfK7H
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) 2018年3月8日
選択肢は、北欧発祥のブランドでまとめてみました。「H&M」も「Acne Studios」(アクネ ストゥディオズ)も、ともにスウェーデンのブランドです。
第2問
正解は「金融庁」でした。
1月26日に起きた仮想通貨「NEM」の多額の流出事件を受けて、金融庁では問題となったコインチェック以外にも、仮想通貨を扱うすべての事業者に対し立ち入り調査を行っています。
8日には、問題があった業者に対する行政処分が行われました。処分の対象となったのは計7社で、登録業者であるGMOコイン、テックビューロ(Zaifを運営)と、「みなし業者」のバイクリメンツ、ミスターエクスチェンジ、ビットステーション、FSHO、コインチェックです。
このうち、社の役員が顧客から預かっている仮想通貨を私的流用していたことが判明したビットステーションと、マネーロンダリングの疑いのある取引をチェックしていないFSHOについては、より重い処分となる業務停止命令が出されています。
仮想通貨取引については、8日には中国最大級の仮想通貨取引業者バイナンスで顧客の仮想通貨が許可なく売却されるという騒ぎも起きており、市場の拡大に対してシステムが追い付いてない現状にあるといえるでしょう。
第3問
正解は「ビタミンD」でした。
国立がん研究センターなどの研究チームが、血液中のビタミンD濃度が高い人は低い人に比べて、がんになるリスクが19~25%低くなるという調査結果を発表しました。
ビタミンDは、魚類やきのこ類に多く含まれるだけでなく、日光に当たることで皮膚で生成されることでも知られています。
このような研究は北米や欧州では行われていましたが、ビタミンDの蓄積量は人種により差があるため、今回初めてアジア人を対象に行われました。その結果、肝臓がんで顕著なリスク低下がみられ、また全てのがんに対して何らかのリスク低下が見られました。
しかし一方で、欧米人の研究で報告されている大腸がんのリスク低下については、今回観察されなかったとのことです。
また、濃度が一定のレベルを超えると、それ以上のリスク低下は望めない可能性についても報告されています。