問題の解説
第1問
【4日、東京五輪の開催に向け異例の声明を出した、現在のIOC会長は誰でしょう。】
正解は「トーマス・バッハ」でした。
IOC(国際オリンピック委員会)の理事会は3日、世界で感染が拡大している新型コロナウイルス感染症への対策状況について、議論を行いました。
その中でIOCのトーマス・バッハ会長は、IOC、大会組織委員会、東京都、日本政府、WHO(世界保健機関)による特別対策チームを結成し、7月24日からの東京五輪開催に向け全力を尽くすという緊急の声明を発表しました。
また東京五輪の開催を懸念する、各国・各地域のオリンピック委員会や選手に向けても、自信を持って準備を続けて欲しいと、懸念の払拭に努めています。
第2問
【3日に行われた「スーパーチューズデー」で、バイデン前副大統領とともに大きな支持を集めた、上院議員は誰でしょう。】
正解は「バーニー・サンダース」でした。
3日、アメリカの14州で予備選挙が行われる「スーパーチューズデー」がありました。
民主党の候補者争いでは、ジョー・バイデン前副大統領が9州で勝利。もう一人の有力候補、バーニー・サンダース上院議員も、3つの州で勝利したほか、全米で人口が最大のカリフォルニア州でも勝利を確実としています。(日本時間4日18時現在)
その他候補の躍進はなく、大統領候補争いは完全に2強に絞られました。今後は、得票率に応じて分配される代議員の数に注目が集まります。
なお共和党については、予備選挙が行われた13州すべてで、ドナルド・トランプ氏が勝利しています。
第3問
【新型コロナウイルス感染症に関連して、その発言内容が連日注目されている、WHO(世界保健機関)の事務局長は誰でしょう。】
正解は「テドロス・アダノム」でした。
3日に行われた記者会見で、WHO(世界保健機関)のテドロス・アダノム事務局長は、新型コロナウイルス感染症の伝染力に関して、季節性インフルエンザと比べ伝染力は高くないとの見解を発表しました。
一方で、新型コロナウイルス感染症の致死率(3.4%)については、季節性インフルエンザよりも高いとの見解も示しています。
エチオピアで保健大臣と外務大臣を歴任したテドロス氏は、2017年7月からWHO事務局長を務めています。任期は5年です。