問題の解説
第1問
【日本列島各地で、中国から砂漠の砂が飛来する「黄砂」が観測されています。次のうち、中国にない砂漠はどれでしょう。】
正解は「アタカマ砂漠」でした。
30日、西日本を中心に各地で黄砂の飛来が確認され、空が霞んだような状態になりました。東京都心でも10年ぶりに観測されたとのことです。
黄砂とは、中国内陸部のゴビ砂漠やタクラマカン砂漠の砂が巻き上げられ、春の偏西風に乗って数千km離れた日本まで飛んでくる現象。洗濯物が汚れたり、アレルギー症状を引き起こしたりと、花粉症とならぶ春の悩ましい問題となっています。
設問の「アタカマ砂漠」は、南米のチリにある砂漠。時には数十年も雨が降らない「世界一乾燥した場所」といわれ、大気の揺らぎが少ないことから天体観測が盛んに行われています。
【広域で黄砂 近畿で視程3kmも】https://t.co/3Fuf2OBdPO
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) March 30, 2021
日本列島には昨日29日から黄砂が飛来しており、今日30日は飛来エリアが拡大して北日本から西日本の広範囲で霞んだ空となっている。滋賀県の彦根地方気象台は9時時点で「視程3km」と発表。車の運転などは視界不良に注意が必要。
第2問
【今日31日、選抜高校野球の準決勝が行われます。第1試合で奈良の天理高校と激突する、神奈川の高校はどこでしょう。】
正解は「東海大相模」でした。
93回目の春の甲子園・選抜高校野球大会も終盤戦を迎え、残すところ準決勝・決勝の2日間となりました。今日の準決勝第1試合では、24年ぶりのベスト4入りを果たした天理(奈良)と、神奈川の名門校・東海大相模が顔を合わせます。
プロ野球・巨人の原辰徳監督や、その甥で同球団のエース・菅野智之投手など、多くの名選手を輩出してきた東海大相模。2011年以来10年ぶりとなる決勝進出、そして優勝を狙います。
第2試合では明豊(大分)と中京大中京(愛知)の対戦が組まれています。試合展開はもちろん、「投手の球数制限」にも注目。球児たちの故障リスクを考慮し、今大会から「週に500球以内」といったルールが設けられています。中京大中京の絶対的エース・畔柳投手の起用法など、各チームの監督の采配が鍵を握りそうです。
センバツ高校野球 4強出そろう 投手の球数制限にも注目 #nhk_news https://t.co/rsAbfvwbHi
— NHKニュース (@nhk_news) March 29, 2021
第3問
【30日、宝塚音楽学校の合格発表が行われました。定員40名に対し、今年はおよそ何人の受験生が集まったでしょう。】
正解は「700人」でした。
未来のタカラジェンヌを養成する宝塚音楽学校の合格発表が30日に行われ、第109期生として入学する40人の生徒が決まりました。今年の受験生は700人弱と、競争率は17倍以上にも達しました。
新入生たちは来月16日に入学式を終えた後、「清く正しく美しく」の校訓のもと、予科と本科の2年間で声楽・ダンス・演劇といった芸能の素養を学ぶことになります。
兵庫県の宝塚音楽学校で30日に合格発表が行われ、倍率17倍の難関を突破した40人がタカラジェンヌへの一歩を踏み出しました。https://t.co/eC9YECS9Wy#nhk_video pic.twitter.com/n9q6xRTECg
— NHKニュース (@nhk_news) March 30, 2021