問題の解説
第1問
【今年の医師国家試験の合格者が発表されました。さて、今年の医師国家試験と東京大学の入学試験(前期日程)では、どちらの合格者数が多いでしょう。】
正解は「医師国家試験の合格者数」でした。
18日、厚生労働省は、今年2月に施行された医師国家試験の合格者を発表しました。今年の医師国家試験の受験者数は1万146人、合格者数は9029人で、合格率は89.0%となっています。
また歯科医師国家試験の合格発表もあわせて行われ、こちらは受験者数が3232人、合格者数が2059人で、合格率は63.7%という結果となりました。
一方、今年の東京大学の入学試験(前期日程)ですが、10日の発表では志願者数が9483人、合格者数が3018人となっています。
もちろん、試験の内容も難度も必要とされるスキルも大きく異なりますので、どれが”難関”という話ではなく、数字的にはこんな感じというだけの雑学になります。
第2問
【大阪市の地下鉄を運営する「大阪メトロ」の公式サイトのうち、外国語ページが公開休止となりました。その理由は何でしょう。】
正解は「自動翻訳ソフトで翻訳しており、誤訳が酷かったから」でした。
18日、大阪市の地下鉄を運営する大阪メトロが、公式サイトの外国語ページを閉鎖したことを発表しました。
同ウェブサイトの外国語ページには、英語や中国語、韓国語、タイ語のページが設けられていましたが、いずれも自動翻訳ソフトを利用したものであったため、誤訳が酷く問題視されていました。
たとえば路線名の「堺筋線」(さかいすじせん)は、英語のページで「Sakai Muscle line」に。同じく駅名の「太子橋今市」(たいしばしいまいち)は、「Prince Bridge now City」のように翻訳されていました。
第3問
【オンラインオークションで、1羽のハトがおよそ1億5800万円で落札されました。さて、このハトは何用のハトでしょう。】
正解は「レース用のハト」でした。
ベルギーのオンラインオークションで、レース用ハトのアルマンド号が、およそ1億5800万円で落札されました。レース用ハトの落札額としては、史上最高額となります。
アルマンド号は、いくつものハトレースに優勝しているハトで、オークション前からハトレース愛好家の間では注目を集めていました。
ハトレースとはハトの帰巣本能を利用した競技で、スタート地点から一斉にハトを放して、ハトの住みかである鳩舎(きゅうしゃ)に戻るまでの速さ(分速)を競うものです。レースの距離は短くても100km以上で、1000km以上にもなるレースも多くあります。
そのためレース用ハトは一般的なハトとは違い、改良淘汰の結果、帰巣能力や飛翔能力が高くなっています。今回落札されたハトも、繁殖に用いられると見られています。
ちなみに、「桜花賞」や「菊花賞」といえば競馬でおなじみのレース名ですが、国内のハトレースにも「桜花賞」や「菊花賞」は存在します。