問題の解説
第1問
【人気俳優のトム・ハンクスが、新型コロナウイルスに感染したと大きく報じられました。さて次の映画のうち、トム・ハンクスの主演作はどれでしょう。】
正解は『フィラデルフィア』でした。
アメリカの俳優、トム・ハンクスが、インスタグラム上で新型コロナウイルスに感染したことを公表し、大きく報じられました。
今後は経過観察となり、必要な期間は隔離措置を受けるとのことです。
トム・ハンクスさん 新型コロナウイルス検査で陽性 隔離を公表 #nhk_news https://t.co/rYexQDK8kc
— NHKニュース (@nhk_news) March 12, 2020
設問の『フィラデルフィア』はトム・ハンクスの代表作の1つで、第66回アカデミー賞では主演男優賞を受賞しています。
誤答選択肢の『ブルックリン』は2015年公開のアメリカ映画で、第88回アカデミー賞では作品賞など3部門でノミネートされました。
また、同名ミュージカルの映画化でもある『シカゴ』は、第75回アカデミー賞にて、作品賞をはじめ6部問を受賞しています。
第2問
【名神高速の一部で渋滞対策として実施された、「高速道路の合流時に、加速車線と走行車線から1台ずつ交互に合流すること」を、あるものにたとえて何合流と呼ぶでしょう。】
正解は「ファスナー合流」でした。
中日本高速道路(NEXCO中日本)から、昨年11月から導入しているファスナー合流(ジッパー法とも)に関する効果検証の結果が公表されました。
その結果ですが、前年同時期との比較で渋滞による損失時間がおよそ3割減少するなど、一定の効果があったことがわかりました。
従来の合流では、加速車線を走る車両が、それぞれの場所とタイミングで走行車線に合流するため、車の流れが悪くなり渋滞の要因にもなります。
ファスナー合流では、加速車線を走る先頭車両のみが、走行車線を走る車両と1台ずつ交互に合流するため、車の流れがスムーズになると期待されていました。
NEXCO中日本では、今後も検証を行うとともに、他の箇所への導入も検討するとのことです。
第3問
【新型コロナウイルス感染症について、11日にWHOがそうであるとの認識を示した、「感染症の世界的な大流行」を意味する言葉は何でしょう。】
正解は「パンデミック」でした。
11日、WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大について、パンデミックであるとの認識を示しました。
新型コロナウイルス関して、WHOがパンデミックとの見解を示したのは初めてとなります。
なお、過去にWHOがパンデミックとの認識を示した例には、2009年に流行した新型インフルエンザがあります。
ちなみに、「パンデミック」という言葉に明確な定義はありません。感染が拡大し、複数の国や大陸で同時多発的に流行が起きているという、状況を表現したものです。