問題の解説
第1問
【フィリピンで、小学校から大学までの生徒の卒業条件として「ある行動」を義務付ける法律が制定されました。どんな法律でしょう。】
正解は「木を10本植えないと卒業できない」でした。
フィリピンの下院で、「Graduation Legacy For the Environment Act」(環境改善のための卒業遺産法)という法律が制定されました。
これは、フィリピンで卒業する小学校から大学までのすべての生徒に対し、卒業条件として「10本の木を植えること」を義務化する法律です。
フィリピンでは毎年、およそ1750万人の生徒が卒業を迎えますが、法律が施行されることで毎年、1億7500万本の木が植えられることになります。
このような法律が制定された背景には、フィリピン国内の深刻な森林破壊があります。
20世紀初めには国土の70%ほどを占めていたフィリピンの森林ですが、20世紀末には20%ほどにまで減少しました。なお現在は、回復傾向にあるようです。
第2問
【ドーピング違反に関する不正隠ぺい疑惑のため、前回大会に続き2020年東京五輪への参加も危ぶまれていると報じられた、国はどこでしょう。】
正解は「ロシア」でした。
ロシアの陸上競技は、国ぐるみの組織的なドーピング違反のため、2015年から国際陸上競技連盟により資格停止処分を受けています。このため2016年のリオ五輪では、女子走幅跳の1名を除き、ロシアから陸上競技での出場はありませんでした。
そんなロシアの陸上競技について、英紙サンデー・タイムズが、新たな不正と隠ぺいの疑惑を報じています。
同紙は、ドーピング検査に関連する証明文書に偽造があり、これにロシアの陸上競技連盟が関与した可能性を指摘しています。
最悪の場合、ロシアの陸上界は2020年の東京五輪から除外される可能性もあり、今月に予定されている国際陸上競技連盟理事会の対応が注目されます。
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第3問
【3日、残り3話で完結することが明らかとなった、『週刊少年ジャンプ』に連載中の、料理対決が題材のグルメ漫画は何でしょう。】
正解は『食戟のソーマ』でした。
『週刊少年ジャンプ』に連載中の漫画『食戟のソーマ』が、残り3話で完結すると同誌上で発表されました。あわせて「最終話と同時に超重大発表が」とも告知されており、その内容についてアニメ化や実写化などの憶測も広がっています。
「食戟のソーマ」残り3話で完結!最終話と同時に超重大発表もhttps://t.co/y5Z3kghmPF pic.twitter.com/vXfsVqBBVm
— コミックナタリー (@comic_natalie) 2019年6月2日
『食戟のソーマ』は、「食戟」と呼ばれる料理対決が題材のグルメ漫画で、単行本の累計発行部数は1500万部以上、またアニメも3期にわたり放送されている人気作品です。
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