問題の解説
第1問
正解は「8分」でした。
アルバはベネズエラの北西沖に浮かぶ島で、オランダ自治領です。またベネズエラのプント・フィホは、南米大陸の北端近くにあるパラグアナ半島最大の都市です。
両者の空港間の距離およそ82kmを結ぶ、商業路線としては世界最短の国際線が開通しました。週2便の定期運行で、飛行時間はおよそ8分です。
また航空料金は215ドル(およそ23500円)からとなっているので、1分あたりの価格は2900円くらいになる計算です。
ちなみに国内線だと、スコットランド北部にあるウェストレー島とパパ・ウェストレー島間の路線が最短です。
飛行距離はおよそ2.7km。公式の飛行時間は2分ですが、気象条件次第では最短47秒で到着します。
第2問
正解は「ピカソ」でした。
東京・渋谷で行われた美術品のオークションで、1939年にピカソが描いた《泣く女》が、10億円で落札されました。これは国内の美術品オークションとしては史上最高額での落札となります。
ピカソ「泣く女」に10億円 国内競売では異例の高値 https://t.co/4EF5QVXSXy
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2018年6月2日
これまでの最高額は、2000年に落札された岸田劉生(きしだ・りゅうせい)の作品《毛糸肩掛せる麗子肖像》の3億6000万円でした。
ピカソは、愛人であったドラ・マールをモデルに「泣く女」という主題で多くの作品を制作しており、100種類以上のバリエーションがあるとされています。今回落札されたのも、そのうちの一つです。
10億円といえばすごい額ですが、ピカソの絵画は何がすごいんでしょうねぇ……なんて感じた方には、次の記事もぜひ。
第3問
正解は「金井宣茂さん」でした。
2017年12月からISS(国際宇宙ステーション)に長期滞在し、科学実験や船外活動などの任務に従事していた金井宣茂(かない・のりしげ)さんが、地球へと帰還しました。今回の滞在日数は168日です。
約半年の宇宙滞在でしたが、起きて、食べて、仕事をして、寝て…という日常は、驚くほど普通です。
— 金井 宣茂 (@Astro_Kanai) 2018年6月2日
人間の活動領域として、ますます宇宙は身近になり、もっと多くの人たちが、宇宙を舞台に、さまざまな活躍をするようになっていくでしょう。
さあ次は、あなたの番です。
SPACE is waiting for YOU!! pic.twitter.com/qRVAP6pvxS
医師でもある金井さんはその経験を生かし、アルツハイマー病のメカニズム解明や抗がん剤開発などの役立つ実験を行うなど、重要な任務を担っていました。
また、ツイッターで「宇宙で3週間過ごしたら身長が9cm伸びた!」と投稿したことも話題となりました。
金井さんの帰還以降も、日本人宇宙飛行士の挑戦は続きます。
2019年には、3回目の宇宙滞在となる野口聡一さんが宇宙へ飛び立ちます。また2020年には、同じく3回目の宇宙滞在となる星出彰彦さんがISSの船長に就任する予定です。