2001年公開、日米でアカデミー賞を受賞、宮崎駿作品といえば何？

問題の解説

第1問

【中国で初の上映が始まり大ヒットとなっている、日本では2001年に公開され、日本アカデミー賞の最優秀作品賞や米アカデミー賞の長編アニメ映画賞などを受賞している映画は何でしょう。】

正解は『千と千尋の神隠し』でした。

日本では2001年に公開されたアニメ映画で、数多くの受賞歴もある『千と千尋の神隠し』が、中国で初めて映画館で上映されました。

公開の同日には、人気アニメ映画『トイ・ストーリー4』の公開も始まりましたが、初週の興行収入は『千と千尋の神隠し』が『トイ・ストーリー4』の2倍以上となっています。

【18年越し】『千と千尋の神隠し』中国で封切り、記録的ヒットhttps://t.co/9uAhCqxVgR

初日興収は『トイ・ストーリー4』の約3倍を叩き出した。中国人デザイナーによるポスターも美しいと話題になっている。 pic.twitter.com/tXYhCyBPFe

— ライブドアニュース (@livedoornews) 2019年6月25日

中国でもジブリ作品は高い知名度がありますが、正式に上映されたのは意外にも、2018年の『となりのトトロ』が初めてになります。

第2問

【JOC（日本オリンピック委員会）の新会長に、山下泰裕氏が就任しました。さて、山下泰裕氏が現役時代、五輪で金メダルを獲得した競技はどれでしょう。】

正解は「柔道」でした。

JOC（日本オリンピック委員会）の役員改選が行われ、任期満了につき退任した竹田恒和氏に代わり、五輪の金メダリストで全日本柔道連盟の会長でもある山下泰裕氏が、JOCの会長に就任することとなりました。

任期は2年のため、2020年東京五輪は山下会長のもとで行われることになります。

前職の竹田恒和氏は、2001年から10期にわたり会長職を務めましたが、今年1月、五輪招致活動をめぐる買収疑惑で捜査対象となったため、五輪開催直前に異例の退任となりました。

山下泰裕氏は、1984年のロサンゼルス五輪で、男子柔道無差別級の金メダルを獲得。同年には国民栄誉賞も受賞しています。

また1977年から引退した1985年までの間に、世界選手権での4つの金なども含む公式戦203連勝の記録も持っている、日本柔道界のレジェンドです。

第3問

【大阪で開かれるG20サミットに先駆け、27日に安倍首相との首脳会談を行った人物は、次の中では誰でしょう。】

正解は「習近平国家主席」でした。

27日、G20サミットを控えた大阪で、安倍首相は各国首脳との単独会談を相次いで行いました。

午前中には、EUのトゥスク大統領、ユンケル欧州委員長と会談。午後はセネガルのサル大統領との立ち話を皮切りに、インドのモディ首相、アルゼンチンのマクリ大統領、エジプトのシシ大統領、シンガポールの李（リー）顯龍（シェンロン）首相、オーストラリアのモリソン首相と意見を交換しています。

27日の締めくくりには、中国の習近平国家主席との会談が行われ、来春に改めて訪日するよう要請したと報じられています。

誤答選択肢ですが、ロシアの「ウラジーミル・プーチン大統領」との会談は、29日に予定されています。

また韓国「文在寅大統領」との会談ですが、悪化している両国関係を受け、今回は見送りになると見られています。