問題の解説
第1問
【ミラノとともに2026年冬季五輪の開催地に決まった、1956年にも冬季五輪が開催されたイタリアの都市はどこでしょう。】
正解は「コルティナダンペッツォ」でした。
国際オリンピック委員会(IOC)の総会が開かれ、2026年冬季五輪の開催都市が、イタリアのミラノとコルティナダンペッツォの共催に決まりました。
IOC委員による投票では、ライバルとなったスウェーデンのストックホルム/オーレ(共催)の34票に対し、イタリアは47票を獲得しています。
イタリアでの冬季五輪開催は、1956年のコルティナダンペッツォ大会、2006年トリノ大会に続いて3回目。対するスウェーデンは、1912年のストックホルム大会(夏季)以来五輪が行われておらず、これで招致は8連敗となりました。
1956年のコルティナダンペッツォ五輪では、日本の猪谷千春選手がアルペン・スキーの回転競技で銀メダルを獲得しています。これは、冬季五輪では日本人初のメダルになります。
第2問
【25日、野党5党派が内閣不信任決議案を提出するも、否決されました。さて、仮に内閣不信任決議案が可決された場合、10日以内に何が行われるでしょう。】
正解は「衆議院の解散、または内閣の総辞職」でした。
25日の衆議院本会議で、野党5党派が提出した内閣不信任決議案の採決が行われ、反対多数で否決されました。
不信任案を提出したのは、立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党、および旧民進党系の無所属議員で構成される会派「社会保障を立て直す国民会議」で、主に年金問題や消費増税における内閣の姿勢について批判しています。
なお、国会は26日に会期末を迎える上、閉会後には参議院選挙も控えているため、このタイミングでの内閣不信任決議案提出は、選挙戦に向けたパフォーマンスに過ぎないとの批判も出ています。
内閣不信任決議案が可決された場合、内閣は10日以内に衆議院を解散するか、総辞職するかしなければなりません。これは、日本国憲法の第六十九条で定められています。
第3問
【高校野球の北北海道大会1回戦、帯広緑陽と帯広工の試合で、珍しい出来事が起こりました。それは次のどちらでしょう。】
正解は「無死ランナーなしから、2球で3アウトになった」でした。
夏の甲子園出場を目指し熱戦が繰り広げられている高校野球の地区予選ですが、北北海道大会1回戦で、無死ランナーなしの状態から、わずか2球で3アウトになるという珍事が起きました。
この流れですが、先頭打者への初球が打撃妨害となり、打者が出塁。続く打者が初球を打ってダブルプレーとなり、次の打者が初球を凡打し3アウトとなったというものです。
これだと3球要したように見えますが、打撃妨害が起きた際の投球は無効となり球数には数えないため、記録上は2球で3アウトになったとのことです。