問題の解説
第1問
【欧州中央銀行の総裁に、クリスティーヌ・ラガルド氏が就任。同氏がかつて選手として五輪に出場したことがある、五輪では女子しか行われたことが無い競技は何でしょう。】
正解は「アーティスティックスイミング」でした。
欧州連合(EU)の臨時首脳会議で、欧州中央銀行の新総裁が、クリスティーヌ・ラガルド氏に決まりました。同氏はIMF(国際通貨基金)の専務理事(IMFのトップの役職)で、アーティスティックスイミングの元フランス代表でもある人物です。
さて設問についてですが、2020年の東京五輪の開催競技のうち、競技そのものが女子しか行われないものは、アーティスティックスイミング、新体操の2つです。この2つは、これまで五輪では女子しか行われていません。
ただし細かく種目別で見ると、男子とは距離や体重の異なるものや、ソフトボール、セーリングの49erFX級、射撃の25mピストル個人、体操の段違い平行棒や平均台など、女子だけのものも多くあります。
なお、誤答選択肢の「ビーチバレー」「モーグル」は、どちらも男女ともに開催される競技です。
第2問
【製作20周年を記念して4D上映されることが決まった、キアヌ・リーブス主演、ウォシャウスキー兄弟(当時)監督の映画は何でしょう。】
正解は『マトリックス』でした。
1999年に公開され日本でも大ヒットを記録した映画『マトリックス』が、今年9月に2週間の限定で、4D上映されることが明らかになりました。
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— ワーナー ブラザース ジャパン (@warnerjp) 2019年7月3日
4D上映決定だぞ、アンダーソン君。
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「映像革命」として話題となった近未来アクション超大作『マトリックス』が製作20周年を迎え、なんと9月6日から2週間限定4D上映を行う事に決定!!!
さらに9月11日にはシリーズ3作品の4K ULTRA HDも発売!
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『マトリックス』は、当時としては最先端のVFX(視覚効果)をふんだんに用いたSF作品で、アカデミー賞では4部門を受賞。インパクトの強いアクションシーンが多くあり、中でも主人公ネオが銃弾を回避するシーンは、「マトリックス避け」として大きな話題となりました。
なお4D上映とは、視覚や聴覚だけでなく、臭いや風、霧、振動など臭覚や触覚への演出も行われる、体感型の上映方法です。
第3問
【地図サービス「グーグルマップ」による分析結果です。世界の200都市のうち、公共交通機関が最も混雑しているのは、どこでしょう。】
正解は「ブエノスアイレス(アルゼンチン)」でした。
地図サービス「グーグルマップ」に、公共交通機関の混雑予測機能が追加されました。これは、位置情報の提供に同意したユーザー情報などから、公共交通機関の混雑度をAIで予測するものです。
グーグルではサービスの開始にあわせ、世界200都市における路線ごとの公共交通機関の混雑度ランキングを作成し、トップ10を発表しました。
これによると、1位となったのはブエノスアイレスのウルキサ線。ブエノスアイレスは他に、3位(A線)と6位(C線)にもランクインしています。
2位はブラジルのサンパウロ(コーラル線)で、同じく4位(ダイヤモンド線)、8位(エメラルド線)にもランクイン。
アジアで唯一ランクインしたのは東京で、中央線が7位、日暮里・舎人ライナーが9位という結果でした。上記3都市で、トップ10のうち8つを占めていることになります。
なお、トップ10の残る2つはフランスのパリ(5位・13号線)と、アメリカのニューヨーク(10位・L線)です。