問題の解説
第1問
正解は「アラビア半島」でした。
アラビア半島の東端にあるオマーンの都市クリヤットで、「一日の最低気温」の世界記録が更新されました。
更新されたといっても高い方の記録で、先月26日のクリヤットの「一日の最低気温」は、なんと42.6℃でした。熱めのお風呂くらいの温度ですね。
ちなみに、日本の「最高気温」の最高記録は41.0℃です。つまり日本では過去に経験したことのない暑さが、オマーンでは一日中続いたことになります。なお、この暑さは51時間近く続いたとのことです。
誤答選択肢の「シナイ半島」は、アラビア半島の西隣にある半島です。繰り返し中東戦争の舞台となりイスラエルと争奪戦が繰り広げられましたが、現在はエジプト領です。
「ユカタン半島」は、中米にある半島です。大半はメキシコ領ですが、南部はベリーズやグアテマラに属します。
第2問
正解は「高橋大輔」でした。
バンクーバー五輪で、フィギュアスケート男子ではアジア史上初となる五輪メダル(銅)を獲得。世界選手権でも優勝を果たし、2014年に現役引退した高橋大輔選手が1日、競技への復帰を表明しました。
かねてより人気の高い選手だっただけにSNS上では歓喜の声が溢れた一方で、4年間のブランクに加え32歳という年齢から、今後の苦戦を予想する声も聞かれます。
しかし高橋選手は公式サイトにて、「もう一度、体をいじめ、鍛え直し、引退前に感じることができなかった「やり切った」と思える演技をしたいと思っています。」と力強いコメントを発表しています。
【フィギュア高橋大輔 現役復帰】フィギュアスケート男子でバンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔が競技会に復帰することが判明。「もう一度、体をいじめ、鍛え直し、『競技人生やり切った』と思える演技をしたい」。 https://t.co/qpYMEiAliS
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2018年7月1日
なお、高橋選手は復帰について、「1年限定のつもり」としています。
第3問
正解「文化遺産」でした。
先月30日、ユネスコの世界遺産委員会で「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に登録されました。
世界遺産は、その性質から大きく「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」の3種類に分類されます。
文化遺産は遺跡や建造物など人工物が、自然遺産は景観や生態系など自然物が選ばれます。複合遺産はこの両者の性質を有するものです。
2018年7月現在1082件ある世界遺産のうち、およそ3/4となる841件が文化遺産です。今回の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」もこれに当たります。自然遺産は全体のおよそ2割(206件)で、複合遺産は全体のわずか3%(35件)です。日本国内だと、文化遺産18件に対し自然遺産は4件となっています。
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