問題の解説
第1問
【芥川賞と直木賞の受賞作が発表されました。今回の芥川賞受賞作のタイトルでもある、高さ1~3mになる、すだれの材料にも使われるキク科の帰化植物は何でしょう。】
正解は「背高泡立草」でした。
15日、第162回芥川龍之介賞と第162回直木三十五賞の受賞作が発表されました。
芥川賞を受賞したのは、古川真人さんの『背高泡立草』です。また直木賞を受賞したのは、川越宗一さんの『熱源』でした。
さて、選択肢はいわゆる雑草の名前にしてみました。
「烏野豌豆」は、ヤハズエンドウとも呼ばれるマメ科の植物。「狗尾草」は、ネコジャラシの呼び名で広く知られる、イネ科の植物です。
第2問
【森林火災が原因の煙霧により、テニスの全豪オープンの開催に影響が出ています。さて、日本式天気記号で「煙霧」を表すものは次のどれでしょう。】
正解は「C」でした。
テニスの四大大会の1つ全豪オープンの予選が、森林火災が原因の煙霧により、予定が遅れる事態となっています。
また14日の予選では、出場選手が呼吸苦により棄権するなどの影響も出ています。
今後についても、現地の気象局や環境局などと協議しながらの開催となる予定で、一部の選手からは不満の声も上がっています。
選択肢ですが、「A」は雪の天気記号、「B」はあられの天気記号です。
第3問
【2020年東京オリンピック・パラリンピックのチケットデザインが発表されました。このチケットに記載されている、各競技を表す図記号を、何というでしょう。】
正解は「ピクトグラム」でした。
15日、東京オリンピックとパラリンピックの観戦チケットについて、デザインが発表されました。
発表されたのは、オリンピックが開閉会式を除く59種類、パラリンピックも開閉会式を除く25種類です。
東京オリンピックとパラリンピックの観戦チケットについて、大会組織委員会は日本の伝統色が使われた84種類のデザインを公表しました。https://t.co/IIpKb6UjnM#nhk_news pic.twitter.com/tKNcZ1uphM
— NHKニュース (@nhk_news) January 15, 2020
チケットは、日本の伝統色「紅」「藍」「藤」「松葉」の4色のバリエーションがあり、各競技を表すピクトグラムや各競技会場の図案とあわせ、会場や競技などが伝わりやすい工夫がされています。
ちなみに、今大会の各会場などで使われる、大会カラーともいえる「色」は5色です。しかし今回発表されたチケットには、そのうち4色しか使われていません。
そのため、今回未発表だった開閉会式のチケットには、残る1色「桜」が使われる可能性もありそうです。