問題の解説
第1問
正解は「ドローン」でした。
先日行われた平昌五輪の開会式、閉会式でも見られたドローンによる演出ですが、最先端のファッションが展示されるイタリアのファッションショー「ミラノ・コレクション」でも、ドローンを使った演出が話題となりました。
用意された8機のドローンが、高級ブランドのバッグを吊り下げながら移動し、モデルさながらに商品を披露するというものです。
しかしドローンの運用には課題も残ったようで、ドローンの通信環境を整えるのに時間を要して、ショーの開始時間が50分近く遅れました。
ちなみに、日本では「ミラノ・コレクション」と呼ばれていますが、英語圏では「Milan fashion week」と呼ばれます。コレクションではなく、ファッション・ウィークなんですね。
Drone Models at @dolcegabbana’s Milan Fashion Week Show. #mfw #dolceandgabbana #fashiontech #drones pic.twitter.com/zHQes40NvE
— TECHNOIRLAB (@TechNoirLab) 2018年2月25日
第2問
正解は『睡蓮』でした。
不明のモネの「睡蓮」発見 日本に返還され公開へ #nhk_news https://t.co/bz7660599S
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年2月26日
第2次世界大戦の末期から所在不明となっていたモネの作品『睡蓮―柳の反映』が、フランスのルーヴル美術館で発見されました。ただし損傷が激しく、カンバスの半分程度が失われています。
この作品は、もともと日本人収集家の所有であったため、日本に返還され修復された後、公開されることになっています。
モネは印象派を代表する画家の1人で、『印象・日の出』や、200点以上ある『睡蓮』を描いた作品で知られています。
なお、誤答選択肢の『草上の昼食』はマネの、『真珠の耳飾りの少女』はフェルメールの作品です。
第3問
正解は「オリンピック・デストロイヤー」でした。
9日に行われた平昌五輪の開会式でシステムトラブルがあり、プレスセンターで開会式映像が観られなくなったり、入場チケットの印刷ができないなどの問題が起きました。
これらはサイバー攻撃によるものと判明していますが、この攻撃に使われたウイルスの名称が、オリンピック・デストロイヤーです。このウイルスは、感染した端末を破壊します。
事件については現在も調査中で、アメリカのメディアでは、北朝鮮の犯行に見せかけたロシアによる攻撃、とも報じられています。
また攻撃の準備は年末から進められていたとも報じられており、今大会だけでなく、次の2020年東京五輪でも対策を迫られることになりそうです。
ちなみに誤答選択肢の「スター・デストロイヤー」は、映画『スター・ウオーズ』シリーズに登場する架空の宇宙船。『スカイデストロイヤー』は、アーケードやファミコンで発売されたゲームソフトです。