問題の解説
第1問
【スペインで、サタン(キリスト教などにおける悪魔)の銅像設置計画が、カトリック教徒から大きな批判を受けました。それなぜでしょう。】
正解は「サタンの姿が陽気すぎたから」でした。
スペインのベゴニアは、世界遺産「セゴビア旧市街と水道橋」で知られる観光地です。
この水道橋には、美しい女性にだまされたサタンが一夜で建設した、という伝説があり、別名「サタンの橋」と呼ばれています。
そんな水道橋の近くに、サタンの銅像を建てる計画が立ち上がりました。銅像は、笑顔を浮かべながらスマートフォンを片手に自撮りしている、というデザインです。
この見た目に対し、「悪魔を賛美している」として地元のカトリック教徒が猛反発し、話題となっています。
BBCニュース - 「陽気過ぎる」悪魔像、キリスト教徒から批判相次ぐ スペイン https://t.co/yJQyEJpAWC
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) 2019年2月19日
第2問
【来月に初来日することが決まった、マララ・ユスフザイさんが受賞したことのある賞は、次のどれでしょう。】
正解は「ノーベル平和賞」でした。
2014年にノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんが、東京で開催される国際女性会議に出席するため、初来日することになりました。
ノーベル平和賞・マララさん、来月初来日し講演へ https://t.co/BjDL1jWVr7 #tbs #tbs_news #japan #news
— TBS NEWS (@tbs_news) 2019年2月19日
マララさんはパキスタン出身の女性で、現在21歳。会議では基調講演を行う予定です。
マララさんは、イスラム武装勢力による女性への教育抑圧政策に対し、銃撃を受けながらも子どもや女性の教育を受ける権利を訴え続け、2014年にノーベル平和賞を受賞しました。なお、17歳でのノーベル賞受賞は、史上最年少記録です。
第3問
【中国の北京・故宮博物院で初めての夜間開放が行われました。さて、現在は故宮博物院として活用されている、明、清代の宮城は何でしょう。】
正解は「紫禁城」でした。
世界遺産「北京と瀋陽の明・清王朝皇宮」にもなっている中国・北京にある故宮博物院が、2月19日と20日の期間限定で、夜間に開放されました。
今夜は紫禁城有史以来初めての夜間開放、これは公式写真です。 pic.twitter.com/euolDSHmaD
— 楊 錦(ヨウ キン) (@nishiki1897) 2019年2月19日
トランプ大統領の訪中時に夜間利用されたことはありましたが、観光客に夜間開放されるのは、1925年の故宮博物院の発足以来、初めてとなります。
故宮博物院は紫禁城の内廷部分にあたり、紫禁城に保管されていた文化財を展示しています。