問題の解説
第1問
正解は「SEKAI NO OWARI」でした。
【セカオワSaori 直木賞候補に】SEKAI NO OWARIのSaoriこと藤崎彩織の初小説「ふたご」が、今年下半期の直木賞候補作に選ばれた。私生活では1月に俳優の池田大と結婚、年明けに第1子が誕生予定。 https://t.co/H1EbKV8xSc
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2017年12月19日
第158回(平成29年下半期)の芥川龍之介賞・直木三十五賞の候補10作が発表されました。
直木賞候補には、人気バンド「SEKAI NO OWARI」のメンバー、藤崎彩織(ふじさき・さおり。バンド内ではSaori名義)の処女作『ふたご』も選ばれています。
『ふたご』は、あるバンドの結成前夜を描いた物語で、「SEKAI NO OWARI」のボーカルFukaseとSaoriとの関係性がイメージされる内容は、発売当初から賛否を呼び話題となっていました。
なお、今回候補となった作品は、以下の作品です。
【芥川龍之介賞 候補作】
石井遊佳(いしい・ゆうか) 『百年泥』
木村紅美(きむら・くみ) 『雪子さんの足音』
前田司郎 『愛が挟み撃ち』
宮内悠介 『ディレイ・エフェクト』
若竹千佐子 『おらおらでひとりいぐも』
【直木三十五賞 候補作】
彩瀬まる 『くちなし』
伊吹有喜(いぶき・ゆき) 『彼方の友へ』
門井慶喜(かどい・よしのぶ) 『銀河鉄道の父』
澤田瞳子(さわだ・とうこ) 『火定』
藤崎彩織 『ふたご』
第2問
正解は「炭疽菌」(たんそきん)でした。
北朝鮮が、大陸間弾道ミサイル(ICBM)に、生物兵器である炭疽菌を搭載する実験を開始したと報じられました。
生物兵器は、細菌やウイルスの毒素を利用した兵器で、核兵器に比べ開発コストが安く済み技術的にも高度なものが必要とされないため、兵器としては費用対効果に優れています。
そのため、ジュネーヴ議定書(1925年)や生物兵器禁止条約(1975年)によって、生物兵器の使用・開発・生産・貯蔵などは禁止されています。
炭疽菌は、もっともポピュラーといえる生物兵器です。ヒトからヒトへの感染はせずワクチンなども存在するので、兵器の使用後に自軍が侵攻した際の安全が確保しやすい、という兵器上のメリットもあります。
また、もともと自然界にある細菌で、日本でも昭和48年までは年に1~2人の炭疽の発生事例がありました。このように入手が容易な菌ですが致命率は高く、貧困国やテロ集団でも使用される危険性があります。
事実、過去にはオウム真理教によるテロ未遂事件や、アメリカ同時多発テロ直後に起きたアメリカ炭疽菌事件でも用いられました。
第3問
正解は「和歌山」でした。
ジャイアントパンダ・シャンシャンの一般公開が始まり東京近郊ではパンダブームとなっていますが、現在日本でパンダの飼育数が最も多いのは、和歌山県にあるアドベンチャーワールドです。
同施設では現在5頭のパンダを飼育しており、和歌山県の仁坂知事が20日の記者会見で「パンダは和歌山にもいるんですよ」とパンダ県をアピールしました。
関東在住の方なら「和歌山のパンダは関西人が見るもの」という印象があるかもしれませんが実はそうでもなく、関西の中心地・大阪からアドベンチャーワールドへのアクセスは、電車で2時間以上かかります。
対して東京からだと、羽田空港から飛行機で70分で最寄の南紀白浜空港へ到着できます。関西圏から南紀白浜空港への定期便はないため、関東からの方がアクセスがいい場所だったりします。
ちなみに、誤答選択肢の「兵庫」県の王子動物園にも1頭、パンダが飼育されています。